ビジネス書

多動力




はじめの一行

はじめに

「多動力」とは何か。
それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。

しかし、「多動力」がある人は、次から次に、興味が移り変わってしまい、まったくもって落ち着きがない。

モノは忘れるし、なくすし、不注意で怪我だってする。
やるべきことをしていないのに、やりたいことばかりしてしまう。

たとえば、テスラ・モーターズCEOのイーロン・マスクは服を着れないらしい。
服を着ているあいだに、次にやりたいことを思いついてしまうから、ボタンを留めることができないのだ。
まるで3歳児がテレビやおもちゃなど目の前のことに夢中になってしまって、いつまでたっても服を着替えられないのと同じである。

多動力(堀江貴文)

ずいぶんとヒットした本書。
たぶん、多動力っていうのは造語だと思うのですが、今や一般名詞に普通になってしまってるんじゃないかと思うくらいになってしまいました。
そんなヒット本のまえがきはこんな感じ。

多動力という新しいけど、字を読めば内容がわかる言葉を生み出して、その解説から始まる。
イーロン・マスクの逸話なんかと絡まってとても協力に訴えかけてくる力を感じます。

本書の内容

マジメにコツコツと対極?

昭和的価値観において言うと、石の上にも三年的、我慢と努力の末に成功がある、というのが一般的なストーリー。
しかし、本書はそれを真っ向から否定します。
この流れのはやい時代に、たとえば寿司屋の修業なんて意味がない、とぶった切ります。
そして一つのことに集中したって、何も得られない。
興味関心に従い、二つ、三つの肩書をもて、と言います。

これ、いい方は激しいのですが、今よく言われる「ワクワクに従って生きる」というのと実は同じことを言っているような気がします。
それを相手からの心象を考えずあけすけと言ってしまう。
それがホリエモンの魅力でもあるのかもしれません。

合理的に考え感情に従って行動する

本書のざっくりした趣旨を表現するとすれば、合理的に考えて感情に従って行動せよ、ということではないかと思います。
クールな部分とウェットな部分、それぞれを大切にするのですが、そのメリハリの付け方が半端ではありません。
実は、ホリエモンの言っていることは、ダン・ケネディの言っている事とかなり似ています。
歯に衣着せぬいい方もわりと似てます。
そういう意味では、ダン・ケネディのいうことを守っていきたいと思っている私にとっては、半分くらいはけっこう意識している内容。
(できているかどうかは別として)

けどあと半分くらいは、そこまでやるか!とあんぐり口を開けてる部分もあります。

以前、これも割と有名な経営コンサルタントの方がこんなことを言っていました。
「時代を変える人っていうのは、やっぱり変人ですよ。だから反発も多い。時代を変えようとすると、それに耐えられるか?という個とは考えておいたほうがいい」と。
たぶん、ホリエモンは時代を変える人の一人だし、そういった圧力に耐えられる(というか気にしない)人の一人なんだろうなぁ、と思います。

読んで一つでも実行する

本書においては、あるていどノウハウ的なことが列挙されています。
それを実践するのは、それなりに心理的にも物理的にも障壁があるかもしれません。
それを乗り越えて、やるか、やらないか。
たぶんこの中の1つでも採用すれば、結果は相当変わると思います。
一方で、それなりに立場も変わってきます。
それを心地よいと感じるか、落ち着かないと感じるかは人それぞれ。
ある意味ストイックな世界感ですが、読んで感心しているだけでは何も変わらないので、一つでも実践していくことをお勧めします。
わたしも小さい部分ながら、やってみようとおもいます。
そういう意味では、使ってナンボの一冊です。

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