佐々木典士

ぼくたちは習慣で、できている。




はじめの一行

はじめに

ぼくはいつも自分のことを「才能がない」と思っていた。

何をやっても真剣に続くことはなく、スポーツでも勉強でもたいした結果は残せなかったからだ。しかし習慣を学んでいくにつれて考えが変わった。今の自分に、才能があるかどうかなんて、大した問題じゃない。
才能は「与えられる」ものではなく、習慣を続けた果てに「作られる」ものだからだ。

ぼくは坂口恭平さんという作家が好きだ。書く小説は、普通の作家とは全く違う言葉の組み合わせで書かれている。そしてギターで心揺さぶる曲を作ることができるし、現代美術家顔負けの絵も描ける。最近は椅子をつくったり、編み物までしている。どう見たって天才に見える。

ぼくたちは習慣で、できている。(佐々木典士)

いきなり一行目からのネガティブ発言。
なんだかこれで一気に引き込まれたのは私だけじゃないように思います。
”才能がない”著者は、果たして本を出版することができるまでに何をしてきたのだろう。
そんな想像を掻き立てられる出だしです。

本書の内容

習慣

本書の内容は、タイトルそのもので、「習慣」をテーマにした本。
実は私は深読みして、脳の機能として「無意識」が行動を支配している、という本かなと思って購入しました。
しかし、内容はいたってマトモナ習慣の本。
これはこれでとても役立つ内容でした。

さて、習慣を味方につけると非常に強い。
なぜなら、習慣というのは無意識にやることができるから。
歯磨きをするのに、「今日は歯磨きしようかな?右から磨こうかな?左から磨こうかな?」という思考は基本的に不要。
つまり、朝起きて、洗面所に行ったら何も考えなくても、いつも通りに歯磨きをやり始める。

何かを成し遂げたいとき、これくらい自然に行動することができれば、非常に楽。
やってることが正しいかどうかとか、やるのが大変かどうかとか、余計なことを考えずに黙々とやる。
そうすれば、間違いなく目標には、一歩近づく、という塩梅。

習慣のつくり方

こういった「意志」の力を必要としない習慣をつくるまdねいは、それなりのコツがある。
本書では、そのコツを50紹介しています。
50というと圧倒されるかもしれませんが、それらは単発の50こというより、それぞれがそれなりに関連しているものが多い。
だから、3つか4つまとめて実践してみると、そこそこ効果が出やすいと思います。
私自身、最近、この「習慣」というものに着目してますが、ああ、やってるやってる、というものもいくつか出てきていました。

また、著者のスタンスとして、これを「このとおりやればOK」というノウハウ本とは考えていないように思います。
なぜなら、これら50個のコツは、あくまで著者が自分に最適化したもの。
これを参考にして、実践しながら自分なりのやり方を編み出すよう勧めています。

きっと、一つのパターンをすべての人がまねしたところで、上手くいく人とそうでない人がいることは織り込み済み。
だからある程度抽象化されている内容もあるので、良心的だと思います。

ということで、この「習慣」に関するコツ、使ってみるとそれなりに習慣に一歩近づける。
あとはリアルな中での皆さんの試行錯誤が、この本に意味を加えるのではないかと思う一冊です。

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