夏目漱石

坊っちゃん




はじめの一行

名作のはじまりは?

あまりに有名すぎる本作。
今や空港の名前になったり、県の代名詞になったり・・・。
あの坊っちゃんは、どうやら愛媛の事を良くは思ってなかったようですが(^^;

さてこの名作はこんなふうに始まります。

親譲りの無鉄砲で子供のころから損ばかりしている。小学校にいる自分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんなむやみをしたと聞く人があるかもしれぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りることはできまい。弱虫やーい。と囃したからである。

坊っちゃん(夏目漱石)

今の時代なら「あほちゃうか」で終わってしまいそうな”坊っちゃん”は、当時の時代からすれば粋だったのかもしれません。

本書の内容

ストーリーとして面白いか?

実は、私、この本を読んだのは初めてです。
ずいぶん昔に、アニメ化されてそれを見た覚えがあります。
その時は面白く感じたのですが、正直、小説を読んでみてあんまりおもしろいとは思わなかったんです。
なぜ、この本がそんなに長く読み継がれているのだろう…
そんな疑問をいだきました。

簡単に言うと、坊っちゃんとその周囲の人たちのドタバタ物語(笑)
坊っちゃんは、なんともさっぱりしているようで、ネチネチとしてるようにも思える。
何となくですが、こういったキャラクターの個性がもしかしたらこの本の魅力かもしれません。

刺激

何となく感じたのは、時代に応じた適切な”刺激”の量があるのかも、なんて思いました。
きっと、今の小説をこの時代に持ち込んだら、発禁本になるもの多数なのかもしれません。
エンターテイメントを追求すると、どんどん刺激的になる。
当時は、こんな内容でも、けっこう刺激的だったのかもしれません。

ちょっとブツブツ言いすぎるきらいのある坊っちゃんも、当時の尺度だときっと痛快なんでじゃないかとふと思ったわけです。
まあ、私は小説の細かな感情の機微を読み取れるほど繊細でもないので、この程度の感想なのかもしれませんが・・・

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