堂場瞬一

バビロンの秘文字(下)




はじめの一行

第二部 追跡(承前)

13——-ストックホルム

気付いたときには、目の前に明るい黄土色が広がっていた。先ほど突っ込んでしまったビルか……やけに頭が重い。坂道の下の方に向けて倒れて、頭に血が上っていると気づく。
何とか立ち上がろうとしたが、全身に痛みが入って力が入らない。クソ、爆発の次は事故かよ……どこまでついていないんだ?
CBは、無様に横倒しになっていた。タイヤは回転しておらず、いつの間にかエンジンは止まっていたようだ。野次馬が集まって、俺を囲んでささやくような声で話している。

バビロンの秘文字(下)(堂場瞬一)

続編ということなので、唐突に始まってしまいましたね。
上巻は「あ!ここで終了!?」という感じのときに終わったので、下巻が手元にあってよかった、という感じです。

本書の内容

続きです

以前お話しした「バビロンの秘文字(上)」の続きです。
主人公が恋人を追い、そのなかで次々と現れる謎、敵、そして仲間。
そういった中でのカーチェインすありーの、ちょっとした戦いもありーの。
まあお話はどんどん広がっていきます。

もともと単なるカメラマンと恋人が、再開したのをきっかけに、いつしかスウェーデン、ドイツ、イラク、などなど世界を股にかけての大騒動。
そこにロシアあたりの名前も出てきたりで、すごーく壮大な感じになってきています。
あ、そうそう日本大使館、元公安警察とかも出てきます。

まあこれ以上語るとネタバレっぽくなってくると思いますが、一般の日本の作家にありがちな「身近に起きる事件」というのとは対極にあります。
上巻から残されてきた秘文字の解読は成功するのか?
里香の安否は?
色々な謎が解明していきます。

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