目次
はじめの一行
はじめに 20代という「瞬間」
この本を手にとってくださり、ありがとうございます。
あなたとこういう形で出会えて、とてもうれしく思います。
この本を手にとったあなたは、「成長しよう、学ぼう」という意識が高いと同時に、いろんな迷いも感じているのではないでしょうか。
20代のときの私も、成長する意欲はあったものの、空回り気味で、進路に迷い、パートナーシップに迷い、人生に迷っていました。
自分にとって、20代はいろいろ悩んでいるうち、一瞬にして過ぎていったという印象があります。
大御所、本田健さんの「年代別シリーズ」のうち、20代編です。
本書の書き出しは、決して煽る感じではないですね。
ふと、このまえがきをどんなイメージでかいたのかな?と想像を巡らせてみます。
20代の青年がこの本を手にとるという背景にはどんな思いがあるのでしょう。
私の20代というのは、はっきり言って何も考えていませんでした。
しかし、こうやって本を参考にしようとする20代というのは、何か行き詰まったか、とても前向きな人なのでしょう。
あるいはご自身の体験として、「空回り気味」と表現していましたが、そういった人に向けて語りかけているのかもしれません。
私が20代に向けて自己啓発書を書け、と言われたら相当悩みそうですが、本田健さんは20代の自分に向けて描いたのかもしれませんね。
本書の内容
基本はまがうことなく本田健
ざっと読んでみて感じたのは、基本的にはいつもの本田健さん。
20代だから特別なことが書いてあるというわけではなく、どこかの本田健さんの本の中で読んだ内容ばかりです。
それらのダイジェスト版的な構成になっているように感じます。
ただ、とにもかくにも20代という年齢は、社会と触れ合って間もない時期。
そういう意味では、失敗を恐れず何でもやってみよう!という方向性の話が多かったように思います。
恋に、仕事に、勉強に、遊びに。
この時期の体験が、これからのその人を形作るということなのでしょう。
「プレゼント」として売れている!?
Amazonのレビューを見ていると、実際の20歳代らしき人が半分。
あとの半分は、40歳~50歳代のお父さんが、息子や娘へのプレゼントとして贈ったものであるようです。
親世代が、本田健さんを愛読していて、それを若い人たちに送りたいと思ったんでしょうね。
そして感想も、お父さんが書いている。
読んだのは子どもなのにね(笑)
親から子供へ。
先輩から後輩へ。
そして、家に本書がなぜあるかというと、娘の高校で卒業記念として贈られてきました。
そういった「本のプレゼント」市場を席巻しているかもしれませんね。
おそるべし、本田健さん(笑)
ということで、若い娘息子に、本をプレゼントしたいけどどれを選んでいいかわからない。
そんな方にはお勧めの一冊です。
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月々たった380円で雑誌が読み放題。
たとえば、コピーライティングで、女性誌・男性誌などをぱらぱらと見たいとか、
特定の趣味の人の話題を知りたいとか、そういったときにはとても役に立ちます。
私も契約して、どうしても参加しなければならないつまらない会議の時には、
これをiPadでぱらぱら見てます(笑)
メジャーな雑誌はけっこうそろっているので、おすすめです。
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