ビジネス書

親の会社を継ぐ技術~後継者のゆく手をはばむ5つの顔を持つ龍とのつきあい方~




はじめの一行

はじめに

親が事業をスタートさせ、子がその事業を継ぐ――ひと昔前なら当たり前のことが、現代では難しいと言われています。
なぜか。“邪魔”が入るからです。
普通、親子の事業承継がうまくいくことで困る人はいないはずです。お客さまや仕入れ先、取引金融機関や協力事業者、はたまた地域の人たちまで。みんながみんな、メリットを享受できるはず。
なのに、なぜか邪魔が入るのです。

後継者のゆく手をはばむのは、形としては親であることが少なくありません。では、後継者の敵は親なのでしょうか?

親の会社を継ぐ技術~後継者のゆく手をはばむ5つの顔を持つ龍とのつきあい方~(田村薫)

実は今回ご紹介した本は、私の本です。
で、まえがきは、微妙にターゲットとなる親子経営の後継者に「うんうん」と共感いただける文章を目指しました。
上手く書けてるかどうかは・・・自分ではよくわかりません(笑)

本書の内容

ありがちな事業承継本とは一線を画す

だいたい、事業承継の本って、親に向けて書かれた本です。
・相続税をどうするとか
・自社株をどうするかとか
・後継者の教育はどうするかとか
相続税や自社株はともかく、後継者の教育はかくあるべきなんて本は、だいたい読む価値はありません。
なぜなら、成功例がほとんどないからです。
そもそも後継者という自分以外の人間を自由自在に動かそうという時点で間違えです。

ではほかの本は?というと、
後継者の心構えや、ある後継者の体験談とか、再現性のない話が多い。
ひどいのになると、「親子できちんと話し合うべき」なんて言う本もあります。
これは私に言わせれば間違いです。
それは現場にいる後継者が知ってるはずです。
話し合えば会うほど、対立を深めていってるのではないですか?

追求していくと親子関係のあり方に到達する

なんとなく事業承継って、ビジネスの現場で行われるから、ビジネスの言語で解決できると思いがちです。
しかし、深く研究していくと、そうではないことがわかります。
要は感情論です。
好き嫌いとか、脅威があるとかないとか、自分が物事をどうとらえるかとか、そういうジャンルの話なのです。
そういった内面に目を向けず、現実世界の形だけを整えようとしても無理。
だから、心に関する勉強が必要なのです。

その結論は、親子関係そのものです。
人としての関係性です。

本書においては、そう考える理由が割と丁寧に書かれています。
著者が言うのだから間違いない(笑)

残念ながら紙面の関係で、省かざるを得なかった説明もありますが、ざっくりした構造は理解できると思います。
そしてそれを理解したうえで、一般的な解決方法を提示しています。
それはあり得ないぐらい簡単に見える事なんですが、たぶん、それをしっかりやっていくと、解決策が見えてくるんじゃないかと思います。

ということで、親の会社を継いでいろいろ迷っている後継者の方にはお勧めです。

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