つのだじろう

恐怖新聞(6)




はじめの一行

あらすじ

鬼形礼の通う石堂中学の音楽室のピアノには、
霊がついているらしく、一人の女生徒はピアノを弾いて、ショック死を遂げ、また音楽の先生は原因不明の高熱で学校を休んでしまう。
そして今、このピアノを使って、音楽コンクールが開かれているのだ……。

恐怖新聞(6)つのだじろう

このころになると、恐怖新聞は1巻につき3話程度が収録され、たいてい最終話は途中で終了。
次の巻に続く、となっています。
そうやって次の巻へ誘導する構成なのかもしれませんね。

本巻はその全巻から続く物語のあらすじから始まります。

本書の内容

呪われたピアノ

ということで、全巻から続く第一話は、ある学校に入れられたピアノ。
このピアノを弾くと、どうもその人の調子がおかしくなってしまう。
しかしいよいよこのピアノを使って、コンクールが開かれるのですが、その時にとんでもないことが起こります。

さて、ここまでほぼ一話ごとに完結の形式をとってきた本書に変化が訪れます。
鬼形の除霊ネタが入ってきます。
もともとクラスメートになった中神さんとそのお兄さん。
お兄さんは新聞記者なのですが、非常に何かに打ち込むと徹底的にやるタイプらしい。

そんな事から、どこからか怖い話を聞きつけて首を突っ込み、鬼形君を巻き込みます。
今回はまさにそんな一話が収録されておりますが、中神さんが勝手に拾った話を、いやがる鬼形君にトスアップ。
ちゃっかり巻き込んでしまいます(苦笑)

ただ、良くない影響だけではなく、いい情報も運んでくれるのがこの中神兄。
鬼形についたポルターガイストを除霊できるくらいの霊能者を連れてくるのですが・・・

そう、その除霊はうまくいきません。

一方で、鬼形がそんな動きをする以上、ポルターガイストも安穏としているわけにはいきません。
コイツもまた、焦りが出てきて、鬼形を恐怖のどん底に落とし、痛めつけようとします。
いよいよこの両者の対決が近づいてきた。
そんな予感を感じさせる一巻です。

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