小説

万能鑑定士Qの事件簿XII




はじめの一行

一九七八年の出来事(関東通信社まとめ)

三月九日ーーー

フランスのファッションブランド、ルイ・ヴィトンが日本に進出。高島屋や西武百貨店内に支店を設ける。三年後には銀座に初めての独立した直営店舗を築く。

四月六日ーーー

池袋にサンシャイン60がオープン。当時、アジア一の高さを誇り、エレベーターも世界最速だった。六階から六十階までの窓ガラスの総数は三千百九十枚、一枚当たり百五十万円と非常に高額だった。

万能鑑定士Qの事件簿XII(松岡圭祐)

小説なのに、こんな事実の羅列から始まります。
恐らくその当時にすでに生まれていた人は、その時代に思いをはせ、
そうでない人は、その時代の概要を知る。
そしてその時代の日本の1つの象徴ともいえる、太陽の塔に話はうつっていきます。

本書の内容

万能鑑定士Qの事件簿 最終回

人気シリーズ、万能鑑定士Qの事件簿は、この巻をもっていったん終了。
思わせぶりな、凛田莉子のウェディング姿。
なんとなくゴールを予感させますね。

損なシチュエーションに加え、今回の鑑定は太陽の塔。
私は大阪の北部に住んでいますので、いまだに太陽の塔のある万博記念公園に行くこともあれば、
その前を車で通過したりもします。

実際に、一時期、整備前の太陽の塔の内部を限定公開していたときにわざわざチケットを入手して言ったこともあります。

そんな思いの深い太陽の塔に絡むお話なら、読まないわけにはいきません(笑)

太陽の塔に消える妻

話はあるシーンから始まります。
それは、オープン前の太陽の塔の近くで起きた誘拐事件。
そのシーンを夫は目撃していた。
つまり、妻が太陽の塔付近で忽然と消えたのです。

そして夫は妻を探します。
管理者側を説き伏せ、太陽の塔内部も含めて探します。
しかし残念ながら妻の姿はどこにもありません。

警察も、単なる痴話げんかで家をあけてるだけ、とこの話をしめくろうとしたのですが…

まあそんなところから物語が始まり、凛田莉子の登場です。

そこで事件を解決に導く凛田莉子、そして彼女のプライベートも話は進むと思いきや・・・

 

ま、その次に、まったくほとんど同じタイトルでシリーズが始まっていることを考えると、なんとなく冊子はつくと思いますが、結論はここには書きません。
この後も、凛田莉子は活躍してくれるのです。

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