ビジネス書

親父いつ社長やめるの?~創業者があなたに事業承継しない決定的な理由~




はじめの一行

はじめに

なぜあなたは親から事業承継されないのでしょうか?

「親の会社を継ぎたいけど、なかなか継がせてもらえない……」
「親の会社を引き継ぐとき、どんな準備が必要なのだろうか……」
「贈与税や相続税が巨額になったらどうしよう……」
営業部長や工場長など、幹部として実績を出していて親子関係も悪くないのに、首をかしげている「二代目・三代目」候補がたくさんいます。

親父いつ社長やめるの?~創業者があなたに事業承継しない決定的な理由~(鈴木浩文)

はじめにの常とう手段としての、読者の悩みに共感する、という感じでしょうか。
これがうまくハマると、けっこう手にとります。
ただ外れると、うまくいかない。
かなり神経を使う書き出しになるところ。
本書はどうなんでしょうね。

本書の内容

リーダーシップ

まず、本書において評価できる部分は、著者が税理士にもかかわらず、税金がらみの話は限定的だったという事。
単なる商売への誘導本、というわけではなさそうです。
ご本人としては、社員を20名まで増やし、しかし19名が一斉退職し、というジェットコースターのような経験をしたようです。
結果として、その内容が中心となります。
その際に参考としたのが、アチーブメントの考え方でしょう。

アチーブメント社は割と古くからある、自己啓発やリーダーシップを教える会社(と私は認識しています)のようです。
著者ご本人もこの会社とは薄からぬ縁のようで、色々とそこのノウハウの一部が公開されています。

事業承継における親子のメンタル

ただし、ここで書かれている親子のメンタルへの考察は少し甘いかな、と思っています。
そういった部分への理解を深めるなら、こちらがおすすめです。
拙著なんですけど(笑)

親の会社を継ぐ技術~後継者のゆく手をはばむ5つの顔を持つ龍とのつきあい方~

話を戻すと、親子経営という前提でとらえるというより、リーダーシップとは何か?という参考としては本書は使えるものだと思います。

先ほどの話の通り、著者は社員が一斉にやめてしまうという経験をされたようです。
その時にリーダーシップとは何ぞや、自分の何が悪いのか、という事を考える機会を持ったようです。
そして、そこが再起のきっかけ。

セミナーで伺った範囲では、親とともに経営をした経験はないようでしたが、親は自営業という状況を外から見ていたようです。
そんな著者の体験を抽象化し、ノウハウ化したのが本書。
そんな位置づけではないでしょうか。

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