ノンフィクション

われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか 進化心理学で読み解く、人類の驚くべき戦略




はじめの一行

はじめに

ある日の朝、わたしは八歳の息子とモートン島までサンドボード遊びに出かけることにした。自宅のあるブリスベンから20キロほど沖合にある小さな砂島には、昼過ぎにフェリーで到着した。船着場から砂浜に沿って歩き、森のなかの小道を抜けると、島の真ん中にある巨大な砂浜にたどり着いた。息子は裸足になり、わたしが改造した古いスノーボードで砂の斜面を滑り出した。

われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか 進化心理学で読み解く、人類の驚くべき戦略(ウィリアム・フォン・ヒッペル)

自然に囲まれた島でのレジャーから本書は始まります。
大自然の中にいながら、自分たちに差し迫った期間がないことがわかっているから平気でいられるわけですが、そうでなかった時代の事に思いをはせる。
そこから、人間はどうやって進化してきたのだろうか、と。
そんな風に本書は始まります。

本書の内容

人の進化には理由がある

ときとして、人間はなぜこのような進化を遂げたのか?と不思議に感じることがあります。
たとえば、自己欺瞞。
人は自分をだまします。
たいていは、実際よりいい人に。
これは果たして、どんな利益があってやるのでしょうか。

そんな細目は、Amazonなどの紹介文で網羅されています。
こんな感じです。

進化心理学で読み解く、人類の驚くべき戦略
○ホモ・サピエンスの生き方に現代で一番近いのは、マフィアや麻薬カルテルである。
○心の機能が生まれてからほどなく、人類がはじめて嘘をついた日が訪れた。
○暴力レベルの高い文化では、礼儀正しさのレベルも高いことが多い。
○われわれが遠くの人より近しい人の成功を妬む理由と?
○ IQの高さは必ずしも仕事の成功につながらない。
○多く人が自分のルックスを「実際より20%増し」で考えている。
○自信過剰は対人関係に大きな利益をもたらす。
○情報収集が偏っていればいるほど、人は説得力を増す。
○偉大なイノベーションを起こす人ほど〝非リア充〝である。
○ヒトは未来に目を向けて現在を無視する傾向がある。
○なぜわれわれは「いつも」幸せでないのか?
○高齢になってからの孤独は喫煙よりもはるかに危険である。
○「モノよりコト」が理にかなっている理由とは?
○過度の幸せは経済的な危機につながることがある。
○男子はなぜリスクを冒すのか?
○危険な男は女子にもてる?
○出会い系サイトで出会ったほうが離婚しない?
進化心理学とは、進化がどのように人間の遺伝子を作り上げ、それが我々の心をどう形作って
きたのかについての物語である。

私達が得たものは、たいてい恐怖や危険と紐づいているように思います。
危険や恐怖を避けるようにプログラミングされた結果得るものが多い。

そして進化の方向は、自分たちの遺伝子を残す方向に進みます。
昔と違って、何かが変わったとしたら、それは遺伝子を残すに際して何かしらのメリットがあったから。
それは、どんなメリットと紐づいているかを本書は丁寧に明らかにしていきます。

幸せの持つ意味

さて、人は多くの場合幸せな人生を目指します。
では、その「幸せ」とは、進化上どんな意味があるのでしょうか。
実は統計を見ると、幸せをいっぱいに感じている人は、15年後の収入は低い。
それはなんとなく、予測がつきます。
今が幸せだから、努力しないのです。

すると、私達は幸せへの渇望でよりよい人生を作っていくのでしょうか。

そこへの答えは、本書を見ていただければと思います。
そう、本書が結論として語りたかったのは、幸せの意味なのかもしれません。

 

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