ビジネス書

心理学的に正しいプレゼン




はじめの一行

はじめに 心理学を活用して、すぐれたプレゼンターになるには

次のうち、あなたに当てはまるのはどちらでしょうか。
———
A プレゼンテーションを行うと、たいてい大成功だったと思う。
B プレゼンテーションを行うと、違うことをやればよかった、言えばよかったと、たいてい後悔する。
———
Aとこたえたなら、この本は必要ないでしょう。すでに一流のプレゼンターだから、というわけではありません。おそらくAと答えた人は、すぐれたプレゼンターになりたければ知っておくべき、聴衆の心理について学ぶ意欲に欠けるからです。

心理学的に正しいプレゼン(スーザン・ワインチェンク)

冒頭から軽いジャブを打たれた感じですね。
この「AとB」という表記、ちょっと「お」と思う心理実験かと思えばそうではない。
なーんだ、と思って読み進めると、「あなたやる気ないんじゃない?」という押し込み。
なかなかのひっかけですね。

心理学的〇〇といった、ビジネスに心理学を応用しようという本は、このはじめの驚き加減が結構大事だったりする気します。
本作は、そんな読者の裏の裏をかいた感じでしょうか。

本書の内容

一方的なコミュニケーション

プレゼンというのは、けっこう難しいものです。
コミュニケーションではあるのですが、相手は一人でないことが多いので、その場その場のアドリブは難しい。
さらに、一対一でないから、相手の集中力を保つのも難しい。

しかし、日本のビジネスパースンの多くは、プレゼンのやり方を習うことはあまりないんじゃないでしょうか。
とりあえず、Wordが使えるなら、パワポも使えるだろ。
それ使って、スライドうつして、なんか喋れ。
まあそんな認識じゃないかと思います。

すると、退屈なプレゼンの出来上がりです。

実際に私の周囲を見ていても、
・何が言いたいのかよくわからない
・この話を聴いて何を私に求めているのかわからない
・見ているだけでうんざりする文字だらけのスライド
・集中力がもたない抑揚のない展開
などなど、目も当てられないプレゼンはけっこう多い。

意外と、プレゼンをきちんと学ぶ人はいないのです。

企画とスライド作成に効く

本書は、たとえば、舞台での振る舞い方や服装などについても言及されています。
ただ、中心はどちらかというと、話の流れのつくり方や、注目させる方法、スライド作成の工夫などに力点が置かれていると思います。
ぜんぶで、99のアイデアがあるとのことですが、すべてを一気に試すというのは難しい。

だから、読む中で気になるものをいくつかピックアップして採用してみて、次の機会にはさらに工夫して・・・という事になるでしょうか。
自分なりのプレゼン技術を持てば、そういった話が多くやってくるようになります。
そういう意味では、社内や、所属するグループで、目立つにはちょっとしたいい機会かもしれません。

いやー、読書って素晴らしいですね。

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