梯谷幸司

なぜかうまくいく人のすごい無意識




はじめの一行

はじめに

本書を手にとってくださり、ありがとうございます。
この本では、人生のあらゆる局面において「なぜかうまくいく人」になるための、ある心理技術を用いた具体的方法をお伝えします。

「ビジネスがうまくいかない……」
「年収が上がらない……」
「恋愛、結婚生活がうまくいかない……」
「健康に不安がある……」
「お金がない……」

これらは一見無関係に見えます。
ところが、原因はすべて同じなのです。
本書ではその秘密を解き明かしていきます。

なぜかうまくいく人のすごい無意識(梯谷幸司)

まずは、読者が悩んでいそうな話から入る。PASONAの法則に近い書き出しですね。
ちなみにここで解き明かす秘密はなにかというと、「メタ無意識」であるということがこの数行後に書かれています。まずは結論からお話しするというのも好感が持てます。

本書の内容

メタ無意識

本書の中心は「メタ無意識」というものになります。それは前著とあまり変わらないと言えるかもしれません。このメタ無意識というのは、まず「メタ」というのが一つレイヤーが上にあるもの、というイメージがわかりやすい表現じゃないかと思います。例えば最近「メタ認知」という言葉がけっこう注目されています。まず認知というのは、自分自身として五感で感じる状況を言うのだと思います。目で見て、耳で聞いて、触って感じる。こうやって世界を感じ取るのが認知。ではメタ認知はどういうことかというと、五感で世界を感じ取っている自分を外から見ているような感じです。たとえば、何かツラいできごとがあって悲しい自分がいたとしたら、悲しみの感情の中にいるのではなく、悲しい感情に打ちひしがれている自分を外から見ているような感覚。これをメタ認知と言います。効能としては、自分の感情から切り離して自分を見ることで、比較的冷静に状況判断が出来たり、広い視野を保てるなどの利点があります。

じゃあ、メタ無意識って何ぞやということですが、まず人の意識には顕在意識があります。自分で認識できる意識ですね。今頭の中で何かを考えているとしたら、それが顕在意識そのものだと思います。そしてその奥には無意識があります。自分では認識できないけど、心の奥で自分の行動や感情を牛耳ってるやつです。たとえば、嫌な人と話をしているとき、顕在意識では取り繕おうと一生懸命好意的に話を聴いているふりをしますが、足のつま先は相手の方向ではなく別の方向を向いていたりします。これはその場から逃げ出したいという潜在意識の影響と言われたりします。

そんな私たちが認識が難しい潜在意識のさらに上のレイヤーに、著者はメタ無意識というものがあると言います。これは言ってみれば無意識がどう働いているかを客観的に見つめる無意識ということなんでしょう。わたしも初めての言葉なので十分理解できているかどうかはわからないのですが、集合的無意識とはまた違ったもののようです。すごーーーく誤解を恐れずシンプルに話すとすれば、思い込みのようなものなのでしょうか・・・

無意識のクセ

本書の中で結構な紙幅を取って紹介されているのが自分の無意識の癖を知る14パターンというもの。ジャンルごとに二つの傾向が示されていて、行動から自分の無意識がどんなものかを判断していこうというものです。ここには項目だけ転記しておきます。

①主体性【主体行動型・反映分析型】
②動機付けの方向性【目的指向型・問題回避型】
③喜びの判断基準【他者基準・自分基準】
④思考の方向性【過去基準・未来基準】
⑤動機づけの選択理由【プロセス型・オプション型】
⑥どちらを重視するか【人間重視型・物質タスク重視型】
⑦目的の焦点【目的基準・体験基準】
⑧現実の責任者は誰か【他者原因型・自分原因型】
⑨物事のとらえ方【悲観基準・楽観基準】
⑩判断するときの心理状態【分離体験型・実体験型】
⑪それは誰が決めたのか【義務型・欲求型】
⑫自己認識【限定的自我・:絶対的自我】
⑬本気度合い【結果期待型・結果行動型】
⑭根本欲求【生存欲求・目的欲求】

こうやって眺めていくと、どうやら価値基準と言い換えるとしっくりくるものが多いような気がします。本書ではこれらのうち、うまくいく人のパターンや貧困脳とミリオネア脳のちがいなどを明確にしていきます。
この後本書では、これらの思い込みを書き換えるレッスンなどを通じて、まずは思考から変えていくことで現実的な成功を手に行きましょうと誘ってくれます。

 

いやーーー、読書ってすばらしいですね。

 

Amazonでのご購入はこちら

神聖幾何学とカタカムナ マワリテメグル世界がわかる・見える!前のページ

赤い指次のページ

ピックアップ記事

  1. 成長マインドセット
  2. 残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する
  3. はじめに
  4. ある犬のおはなし
  5. 脳は「ものの見方」で進化する

関連記事

  1. 塚本亮

    群れない。 ケンブリッジで学んだ成功をつかむ世界共通の方法

    はじめの一行プロローグ ケンブリッジでは、誰ひとり…

  2. 池田貴将

    QUEST 結果を勝ち取る力

    はじめの一行プロローグがむしゃらにやる。そ…

  3. 自己啓発

    ニューヨーク大学人気講義 HAPPINESS(ハピネス): GAFA時代の人生戦略

    はじめの一行はじめに ニューヨーク大学人気講義「ハ…

  4. クリステン・ウルマー

    不安を自信に変える授業

    はじめの1行はじめに-なぜ不安を乗り越えてはいけな…

  5. かとうゆか

    『天才』の教科書 「才能開花」の仕組みを科学する!

    はじめの一行はじめに 世界はもっと面白くていいはず…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。







  1. アニータ・ムアジャーニ

    喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと
  2. 上橋菜穂子

    闇の守り人
  3. 夏目漱石

    坊っちゃん
  4. 小説

    万能鑑定士Qの事件簿 XI
  5. 小説

    プラージュ
PAGE TOP