ケルマデック

ありえない方法で日常が変わる 異次元とつながる本




はじめの一行

はじめに

人は、自分が認識しているものしか見ないのだよ。
例えば、コロンブスたちが初めてアメリカ大陸に上陸したとき、先住民たちはまったく気づかなかったという逸話があります。コロンブスたちに話しかけられて、やっと気づき、おおいにびっくりしたというのですね。
当時のアメリカ先住民たちは、「海の向こうから白人がやってくる」などという認識はなかったのですね。

ありえない方法で日常が変わる 異次元とつながる本(ケルマデック)

本書は冒頭から面白いエピソードが紹介されています。見ようとしないものは見えないという事例なのですが、そういったことが今回の本全体にわたってのテーマと言えるかもしれません。私たちの身近にはいろんな異次元の扉があって、ふとしたことでそこに足を踏み入れる。しかし、そこで起こったことはその人の信念によって見え方が変わってくるということかもしれません。なんにせよ、この話が本当かどうかは知りませんが、「え!?」と思うようなエピソードで次を読ませる魅力のある書き出しだと感じました。

本書の内容

怖い話と怖がる必要がないという話

本書のテーマはまさに「異次元」ということなのだろうな、と思います。そこで、前半は、どちらかというと夏らしく、意図せず意志次元に迷い込んだ話、異次元からの来客のはなしなどなどが結構いろいろと掲載されています。すごーくシンプルに表現すると、幽霊チックな話がドーンとのっています。夏ですからね・・・。
そういった怖い話ですが、まずそういったことは、普通に起こりえますよ、ということが解説されます。そして、普通に起こるから普通に対処できますよ、ということ。大袈裟に祈祷師さんを頼まなくとも収まった心霊現象の話などがいくつか紹介されています。

著者であるケルマデックさんは、いろんな不思議現象が起こるけどそれもしょせん「こんなもの」ということを言いたいのかもしれません。とにもかくにも、不思議なことはいつでも起こるし、それは日常的な感覚で対処できるといっているように思います。

なぜか易経

そして話は易経の話に入っていきます。易経と言えば私のイメージでいうと、ジャラジャラと串カツの串みたいなものをたくさん出してきて、そこから一本選んで占うというイメージがあります。しかしここではコインで占う方法が書かれています。もちろん実際の占いの仕方は誌面の関係で紹介されていませんが、その易経がなぜ当たるかということを説明しています。

実は私、何十年も前に、『マーフィーの易占い―潜在意識と易の秘密』(ジョセフ・マーフィー)という本でやはりコインを使った易経をやってみた事があります。確かこの時もコインを使った占いだったと思います。裏表の組み合わせで占っていく方法で、この本にはその読み取り方が書かれていたと記憶しています。マーフィー博士によると、易経のコイン投げの結果は自分の潜在意識が作り出しているといいます。なるほど、私は当時いくつかのことを何度も占いましたが、何度やってもほとんど同じ占い結果になったことを思い出します。これは実際にやってみると、ちょっと怖い。

で、ケルマデックさんは易経が成り立つ源泉は、「場を表現しているから」と考えているようです。詳しくは本書をお読みいただければと思うのですが、易経がこんなにもいろんな立場の方から紹介されるというのは、ちょっと興味深いところです。

不思議体験は身近にある

そんなこんなで、不思議体験は皆さんのすぐそばにある。しかし私たちはそれを見ないようにしているのかもしれません。まさにまえがきであったコロンブスとアメリカ先住民のように。その見ないようにしている者に目を向けてみると、実はそこには今まで見えなかった世界が広がっているのかもしれません。そこから先に足を踏み入れるのはそれぞれのご判断で、ということですがそこには面白い情報があるのかもしれません。本書はそんな異次元への招待状、と言えるのかもしれません。

いやーー、読書って素晴らしいですね。

 

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