ビジネス書

マンガでわかる非常識な成功法則




はじめの一行

ベストセラー自己啓発書の漫画版

本書のもとになる、文章版をリアルタイムに読んだ世代です(笑)
マンガ版が発売されるという事で、手に取りました。

世の中には、実に様々な成功法が存在する。つまり、それほど「成功したい!」と思う人がたくさんいるってことだよね。そう、この本もそれらのうちの一つで、私が2001年3月に青年会議所で請け負った講演をベースにまとめた『非常識な成功法則』(2002年刊)をコミック化したものだ。
主人公は、34歳の女性WEBデザイナー。上司と部下の間で日々奮闘しているものの自らのポジションに疑問を感じる日々。職場の人間関係に対する不満、自分の将来に対する不安も抱えている。そんな彼女が、『非常識な成功法則』にであい、自分の目標を段階的にクリアしている過程を描いている。

マンガでわかる非常識な成功法則(神田昌典)

この前書き、神田氏にしてはおとなしい(笑)
あるいは、過去に文章版を手にした人がメインのターゲットで、新規の顧客をあまりイメージしていなかったかもしれません。
実はこの後に、マンガなんてとバカにする人に対する反証の文章が続いているからです。

一方で、女性が主人公、しかもマンガ版という事で、少し若い層の取り込みをイメージしているのかもしれません。
私はよくわかりませんが、マンガ版という事もあって前書きであおられて買うというより、まんがページをパラパラ見て買う人が多いのかもしれません。
どっちにしても、少し地味目の前書きは、売り込み臭満載よりもこの程度のまえがきが良い、という判断があっての事でしょう。

本書の内容

8つの習慣

神田氏が提示する8つの習慣は、以下の通り。
これらは、Amazonのセールスページにあったものを転載しています。

【序章】成功は「悪の感情」から始まる
【第1の習慣】やりたくないことを見つける
【第2の習慣】自分にかける催眠術
【第3の習慣】自分に都合のいい肩書きを持つ
【第4の習慣】非常識的情報獲得術
【第5の習慣】殿様バッタのセールス
【第6の習慣】お金を溺愛する
【第7の習慣】決断は、思い切らない
【第8の習慣】成功のダークサイドを知る

元ネタの本が発売されたころ、自己啓発書の主流は、
ジョセフ・マーフィー → ナポレオン・ヒル
ときて、右脳開発、潜在意識活用といったところだったと記憶しています。

たしか、スティーブン・コーヴィーの7つの習慣が日本に入ったのが1990年。
どちらかと言えば、「行動」にフォーカスした自己啓発書の土壌ができ始めたように思います。

本書の元ネタ「非常識な成功法則」が発行されたのが、2002年とのこと。
そんな土壌の上に、潜在意識系のどちらかと言えば精神世界的アプローチと、
現実的な行動スキル、ノウハウあたりをミックスさせた成功法則は上手い位置取りかもしれません。

実は、この8項目のほとんどは、心理学的なアプローチと言えます。
そこに、非常識的情報獲得術。
これは、氏がビジネスとして展開するオーディオプログラムへの導線とも言えそうです。

また、第5の習慣は、氏が監訳した書籍「売り込まなくても売れる」という本がベースになっています。

戦略的な”成功法則”

こうやって見ていくと、神田氏の書籍には、自身が作るサービスへの導線が必ずと言っていいほど埋め込まれています。
それは成功法則に合わせてサービスを作ったのか、サービスがあるから成功法則に入れ込んだのか、そこはなんともわかりませんが(笑)
かつて、ご自身が「バイブル商法」という言葉をよく口にされていたように記憶していますが、まさにそれを実践されているという事ではないかと私は考えています。

ただ、私はそのオーディオプログラムを契約していますが、これはハッキリ言ってイイのです。
非常に頭の中をシャッフルするのには役立っています。
ちゃんとその気にさせた責任はとってくれているように思います(笑)

神田氏は、物語を非常に重視されています。
物語として伝えることで、潜在意識にその内容が刻まれていく、的な事をおっしゃってたこともあるように思います。
それは私も納得の部分で、元ネタの本を読んだ方もこの本を手に取って損はないかと思います。

 

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