ジャン₌クー・ヤーガ

スター・ウォーズ ジェダイの哲学 :フォースの導きで運命を全うせよ




はじめの一行

ジェダイに関する誤解

アメリカのみならず、日本においてもその名を知らない人は少ない「スター・ウォーズ」。
本書は、その解説本でもなければ、ノベライズ版でもない。
スター・ウォーズの根底に流れる、人の在り方についてを説いた本です。
その始まりは、ある問いかけから始まります。

プロローグ:運命を全うせよ

自分が本当に望むこと

若者よ、私に相談があるそうだな?
何?「ジェダイになりたい」?
なんでまたジェダイになりたいのだ?
「みんなが尊敬するような、価値のある人間になりたい」?
今の君には価値がないと思うのか?そんなことはなかろう。人はみんな生まれながらにして価値があるんだ。きみはまだ、それを自分に見いだせていないだけだよ。それにジェダイだからといって、それだけで価値があるというわけではないぞ。大切なのは自分という存在をどうとらえるかだ。

そもそも、きみはジェダイになっていったい何をしようというのだ?
「ライトセーバーで敵をなぎ倒し、偉大な戦士として広大な銀河を冒険したい」か。
君は大きな誤解をしている。そんなことでは、とても自分のうちに価値を見出せそうにないな。第一、ジェダイは冒険やスリルを切望したりはしない。そんなのは単なる無鉄砲に過ぎん。ジェダイは”偉大な戦士”などではないし、戦いが人を偉大にすることは決してない。

スター・ウォーズ ジェダイの哲学 :フォースの導きで運命を全うせよ(ジャン=クー・ヤーガ)

本書の内容

ヒーローズジャーニー

スターウォーズが、神話の法則、いわゆるヒーローズジャーニー(英雄の旅)のフォーマットで書かれていることは、結構有名です。
ざっくりいうと、主人公が日常を飛び越えて冒険の旅に出て、その中で成長して大団円を迎えるという構成の物語。
こういった展開が繰り返し神話などで使われていることから、どうやら人の心の奥底には、そういった物語が潜んでいる・・・つまり自分の行動もまたこういったストーリーにのっとっている可能性が高いとみる向きは少なからずいらっしゃると思います。
まさにそれを文章化し、人生哲学として書かれたのが本書。

具体的には、スターウォーズのストーリーをなぞりながら、その都度都度の登場人物がおかれている人生のステージ、あり方、選択の意味などを解説しています。基本的に、師が弟子に語り聞かせる流れとなっているので、スムーズに読めてしまいます。

フォースとは

とくに、内容の中心になっているのはフォースについて。
フォースというのは、単なる超能力かというと、そういうわけではなさそうです。
心理学者のユングに言わせると、人の心は深い奥底で他人とつながっているという考え方があります。実は、その根源こそがフォースである…と思わせるような内容です。
わりとスピリチュアルな世界観ですね。
で、そのフォースの本質とは何なのか。これが物語の重要な部分につながってくる…と思うのですがいかがでしょうか。
いずれにせよ、本書を読んでからスターウォーズをもう一度見返してみると、より楽しめそうな感じです。
たぶん、私は見直してみるんじゃないかと思います(笑)
どうでもいい話ですが、この表紙、結構好きなデザインです。
手元に置いて置きたくなる一冊です。

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