目次
はじめの一行
結論
いきなり結論です(笑)
というか、本書の中にこのまえがきと直接的に関連する話はなかったように思います。
本の内容はまさに、日月神示から読み解かれた世の中の変化や、裏で起こっていることの話。
しかし、それを公開するのも、人を変化させたい。
そういった思いからなのでしょう。
はじめにー日本が変われば、世界は動く
前著『日月神示(ひつきしんじ)の開運法則』(徳間書店)で、私は「何かきっかけを見つけたら徹底的に勉強してほしい」と読者のみなさんに提案しました。なぜならそのきっかけこそ、皆さん自身が変化する絶好のタイミングだからです。
まさに私がそうでした。
フリーライターだった私が日月神示という存在に出会い、気が付くと日月神示を必死に勉強していました。日月神示にまつわる情報を自分なりに深堀した結果、以前とは生活習慣も思想もスタイルが様変わりし、日月神示という「しなやかで強い教え」を中心として、さまざまな情報が各方面から入るようになりました。
やってくる情報量が増えると、自分がどの情報にアクセスすると快適なのか、要するに「自分との相性」が見えやすくなります。その結果、自分が情報を選択するレベルがアップします。情報を扱う視点が「量から質へ」移動するからです。
自分の視点が質へ移動すると、気持ちが「我事(利己)から世事(利他)」へと移動しますので、おのれの利益を追求する姿勢から社会貢献にアクセスする行動へと変わります。
このレベルアップこそ、私たち人間に最も必要な進化です。人類全体がレベルアップしないことには、破綻しかけている世界を立て直すことは不可能なのです。
本書の内容
船井幸雄さんに見いだされた
本書の内容に触れる前に、中矢伸一さんについて少しお話します。
私の記憶が正しければ、この中矢伸一さんは船井幸雄さんに見いだされた人だと思います。
一時、ことあるごとに、船井幸雄さんは著書でこの方の名前を紹介していました。
私がこの中矢さんの本を読む機会を持ったのも、それが理由です。
日月神示とは?
ここで繰り返し出てくる日月神示とは、1944年から1961年にかけて、画家・神道研究家である岡本天明師によって自動書記された書物。
これが預言書といえるような内容であったといいます。
中矢さんはその内容に魅せられ、研究を進めました。
初期の著書を見ていると、いわゆる陰謀論というか、それそのものの話が中心だったように記憶しています。
しかし、久しぶりに読んでみると少し様相が変わっていました。
本書でも「闇の勢力」という表現を使っていますが、それを善とも悪ともいいきらない。
あくまで、陰から世界をコントロールするという意味で「闇」という言葉を使っていますが、必ずしも悪いものではないといいます。
いわゆる世界的な財閥にかかわる人を指しているのですが、実はその奥には日本の奥の院的存在があるといいます。
それらは決して悪というわけではなく(善とも言っていない)、微妙な立ち位置で世界をコントロールしている。
そんな表立って動きが見えない人たちと日月神示を結び付けて世の中の動きを解説します。
好き嫌いはある内容ですが、この手の裏話がお好きな方はこういう展開、楽しめるのではないでしょうか。
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