ナポレオン・ヒル

悪魔を出し抜け!




はじめの一行

もはや説明不要の著者

本書の著者、ナポレオン・ヒルといえば、とくにアメリカではかなり浸透している名前のようです。
日本においても、相当知られていると思います。
そんな方の隠された原稿というのですから売れないわけがありません。
また、クリーンなイメージのある著者に対して、タイトルに「悪魔」なんて言う文字がある時点でかなりアンバランス。
意図して作ったものかどうかはわかりませんが、売れる要素が満載ですね。

ナポレオン・ヒル博士は、間違いなく世界でもっとも有名な自己啓発の師であり、思想家であり、魂を目覚めさせるものであり、そして永遠のベストセラー作家である。
読者のみなさんには、一刻も早く博士と悪魔の対話を読むことをお勧めする。そうすれば、悪魔の正体を見極め、生きている人間の九十八パーセント(と悪魔は言っている)に対し、彼が何をしているのか知ることができるだろう。それは、これからのあなたの人生に多大なる影響を与えることになるはずだ。
博士は、頭の働きを活発にするために、すぐ本題へと入っていく。読者の前に自分の人生を広げ、何が自分にとって意味があったのか、何が自分の人生を変えたのか読者に見せるのだ。
博士はこの世で最も偉大で、最も効果的で、だれでも役立てることのできる成功哲学を手に入れた。しかし、それを実際に応用する方法はまだ見つけていなかった。原則というものは、口で唱えるだけなら簡単だ。頭で考えるのもさして難しくはない。しかし、毎日の生活をすべて原則通りに行おうとおもったら、それは生半可な決心では到底できない。

悪魔を出し抜け!(ナポレオン・ヒル)

本書の内容

成功を阻むダークサイド

ナポレオン・ヒルについてはもう説明は不要だと思います。
自己啓発というジャンルの巨頭の一人として、ジョセフ・マーフィーがいると思います。
彼はイメージを活用して成功しよう、と唱えました。
ナポレオンヒルはそれを一歩進めて、そういったイメージとともに行動規範的なものをまとめ上げました。
これは広く受け入れられ、今のビリオネアの多くが、ナポレオン・ヒルを参考にした、と公言しています。

それが表のナポレオン・ヒルだとすると、本書はそのダークサイドを描いた一冊。
家族は、この原稿を公開することをながいこと拒否していたとか。
本当にそう考えたのか、単なる比喩なのかはわかりませんが、本書はナポレオン・ヒルと、悪魔の対話という形で進みます。

人が一歩踏み出せない理由

ダークサイドといっても、真っ黒なはなしか?というとそうでもありません。
表向きの成功法則というのがあるものの、そこへ向かわせまいとする作用がある。
それを悪魔の仕業である、と表現しているのだと思います。
いってみれば心理的ブロック的なものといえばざっくりとした感じはつかめるのではないでしょうか。

ナポレオン・ヒルの著書をそのまま実行し、成功できた人はそれでいい。
しかし、そこに踏み出せない人がいるとすれば、本書は非常に役に立つ内容だと思います。

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