心屋仁之助

ネコになってしまえばいい




はじめの一行

ネコみたいに生きたい

フォトエッセイ的な本書は、こんなまえがきから始まります。

ネコみたいに生きられたら、ラクだろうなぁ。

ネコはネコなりに悩みはあるのかもしれないけど、
寝たいときに寝て、
遊びたいときに遊んで、
飼い主を無視しても、
出されたご飯にプイっとしても、
怒られるどころか、機嫌を取ってもらえたりする。
好き勝手、自由気ままに生きて、そのまんまで愛される。

じゃあ、僕らもそうすればいいじゃない。

なーんて思っても、なかなかそうはいかないもので……。

ネコになってしまえばいい(心屋仁之助)

本書の内容

心をつかむ一文

私の個人的な感覚からすると、一人暮らしで猫を飼っている人と、犬を飼っている人。
どちらがメンタル的に問題を抱えているかというと、傾向としてネコを飼っている人のほうが多いと思っています。
まあ、私の個人的な思い込みかもしれません。

ただ、本書の最後にはネコと犬を比較して、理不尽なまでに自分の道を歩むネコの自由さを感じさせる文章があります。
きっと私たちは、あの、人や社会にこびない生き方にあこがれを持つのかもしれません。

ところで、本書は冒頭にお話ししたとおり、フォトエッセイ的な作りになっています。
ちょっとクスっとするようなかわいい猫の写真に合わせて、短い文章が添えられています。
そして、その文章がまた、けっこう刺さるんです。
ああ、さすがだな、と思わせる内容。

もちろん、難しいことは一切書いてありません。
けど、刺さる人には刺さる。

心が疲れた人

現代は、けっこう疲れている人が多いと思います。
それはもしかしたら、殺伐とした効率化の社会に生きることの窮屈さかもしれない。
単に、見えない未来への不安かもしれない。
いずれにせよ、人は生きていかなくてはいけない。
その人生に意味を持たせるときに大事なこと。
それは、人に合わせることとか、人に期待される人生ではなく、
自分が思った人生を生きること。

本書には、そんなことを思い出させてくれる短い問いかけや、提案があります。
一文一文かみしめながら読む。
すると、感じる人には、感じる何かがきっとあると思います。
ベットサイドにおいておいて、時折ぱらぱらめくってみる、なんていうのがいいのかもしれません。

通して読んでも、30分ほどあれば読める軽い本です。
ちょっとコミカルだけど、一生懸命生きるネコの写真と、秀逸な文章に癒されたい方にはお勧めです。

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