ビジネス書

先輩、これからボクたちは、どうやって儲けていけばいいんですか?




はじめの一行

はじめに

川上昌直と申します。
私はこれまで、「経営学」という分野で研究活動をしてきました。
具体的に言うと、ビジネスモデルの専門家です。
ビジネスモデルとは、簡単に言えば「儲けるしくみ」のこと。このしくみのつくり方が本書のテーマなのですが、それについてはあとで詳しくふれたいと思います。

ところで私は、大学やビジネススクールで講義をするかたわら、企業の内部に入り、経営改革のヒントをアドバイスさせていただく機会がよくあります。
過去にいくつかのプロジェクトに参画し、プロダクトの企画から販売戦略、そして収益化にも関与してきました。
また、ビジネスパーソンを対象にしたセミナーやワークショップの講師を務める機会も数多くあり、第一線で働く人たちのリアルな声を耳にしてきました。
そうした中で、最近目立つようになったのが、こんな声です。

「我々の業界はもうダメです」
「モノが売れない時代になりましたからね。仕方ないですよ」
「ウチの会社はやり方が古いからなあ・・・・・・」

日本人はとかく悲観的になりがちですが、それにしても閉塞感が強くなっているんだな……というのが私の実感です。
でも、本当にそうでしょうか?
落胆するにはまだ早いのではないでしょうか?
そんな気持ちを抱いたのが、この本を書こうとした動機です。

先輩、これからボクたちは、どうやって儲けていけばいいんですか?(川上昌直)

大学の先生なのに、分かりやすい(笑)
特に前半戦は、不自然なくらいひらがな重視で書かれています。
きっと、読ませる工夫を意識されているんだと思います。
「我々の業界は・・・」
あたりの下りは、読ませる文章の定石的な展開。
なんだか期待が持てそうですね。

本書の内容

ビジネスモデルの教科書

ビジネスモデルというと、途端に難しく感じてしまう。
たとえば、ビジネスモデルジェネレーションなんていう本は、
かなりシンプルにビジネスモデル構築のイロハを説明してくれています。
枠の中に必要なことを書き込めばビジネスモデルができる、と。

とはいえ、これは起業家向けの本。
何から何まで、全部作り上げていかなきゃいけません。

けど一方で、商品はあるし、それを簡単に変えることは難しい。
しかし、これではだんだんと利益が撮りにくくなってきている。
それが大多数の企業が困っているところでしょう。
そこに合わせて書かれたのが本書、という位置づけなのだと思います。

8つのビジネスモデル

本書が秀逸なのは、一見複雑に見えるビジネスモデルを、
シンプルな8つの分類にしたこと。
さらにそれを、

誰から儲けるのか?
何で儲けるのか?
そして、どうやって儲けるのか?

という三つの視点の組み合わせで作り上げられていると解説します。

つまり、非常にわかりやすいし頭に入りやすい。
この三つの視点を、「オン・オフ・スイッチ」で表現することで、
あまり難しいことが得意でない人にもすっと入ってくる形で説明されています。

ビジネスモデルの構築ってやつを考えていきたいな。
今までの商品をうまく使ってビジネスモデルを作り上げたいな。
そんな風に思われる方には最適の内容です。
なかみは1時間もあれば読めてしまいます。

Amazonでのご購入はこちら 

楽天でのご購入はこちら 先輩、これからボクたちは、どうやって儲けていけばいいんですか? [ 川上昌直 ]






万能鑑定士Qの事件簿 I前のページ

悪魔とのおしゃべり次のページ

ピックアップ記事

  1. ある犬のおはなし
  2. 脳は「ものの見方」で進化する
  3. 残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する
  4. 成長マインドセット
  5. はじめに

関連記事

  1. ビジネス書

    平安保険グループの衝撃―顧客志向NPS経営のベストプラクティス

    はじめの一行訳者前書きいまや、中国企業は顧客体…

  2. ビジネス書

    実験思考 世の中、すべては実験

    はじめの一行はじめに すべてのビジネスは「実験」だ…

  3. ビジネス書

    外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術

    はじめの一行はじめにすべてのことは「独学」で学…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。







  1. ビジネス書

    日本と日本人について
  2. クリステン・ウルマー

    不安を自信に変える授業
  3. ビジネス書

    教養としてのプログラミング講座
  4. ビジネス書

    世界最先端のマーケティング 顧客とつながる企業のチャネルシフト戦略
  5. ジャレド・ダイアモンド

    昨日までの世界(下) 文明の源流と人類の未来
PAGE TOP