ハリエット・レーナー

こじれた仲の処方箋




はじめの一行

はじめに

この本では、謝罪が持つ力と人が謝るときに陥りやすい問題の両方を扱う。ほんの一部だが、本文で取り上げるトピックのいくつかを、まずここで紹介しておこう。

*自分の言葉や行動が誰かを傷つけてしまったときに、自分が負うべき責任や、悪かったと思う気持ちをはっきりと伝えることが難しいのはなぜか?

*”絶対に誤らない人”はなぜ謝らないのか?”謝りすぎる人”が女性に多いのはどうしてか?

*悪いことをする人ほど、素直に罪を認めないのはなぜか?

*誰が何に責任を持つのかを整理する方法は?

*傷つけられた側の人が、意図せずして、傷つけた側の日の自己防衛の壁を厚くし、謝りたくない気持ちを強める一員となってしまうのはなぜか?

*悪いことをした相手が事実をゆがめたり、責任の所在をすり替えてしまったときに、どうすれば気力のそがれるような怒りと苦痛を乗り越えることができるのか?

*わかれた元夫(またはそれ以外の誰でも)を憎み続けるのを辞められない、本当の理由とは?

こじれた仲の処方箋(ハリエット・レーナー)

ということで、本書の「はじめに」は本書でとりあげるテーマを列挙してます。
まあ、ここに関心のある人は、読んでしまうという仕掛け(?)なんでしょう。
まんまとハマった私のような人がいるわけです(笑)

本書の内容

謝罪は難しい?

ビジネスをやっていると、謝罪をする機会は少なからずあるものです。
何かしらのミスをしてしまったとか、双方の意思疎通がうまくいかなくてボタンを掛け違えたとか。
それ以外でも、夫婦の間では場合によってはいざこざが起こる。
夫は「自分の役割ではないことをここまでやってるのに」と思っていて、妻は「なんでここまでやってくれないのか」と思っている。
これ、よくあるシーンではないでしょうか。

そんな仲を心理学的に解明し、その最適解を考察する。
本書はそんな内容になっています。

たとえば、本書の帯にはこんな事例が出ています。
「ごめんなさい、でも・・・」
「不快にさせてしまったのなら、ごめんなさい」
「怒らせてしまって、ごめんなさい」
ありがちな謝罪の言葉の中にも、ある感情が隠れていることがある。
相手はどうやらその隠れた感情を察知して、謝られているのに謝られていない。
下手をすると、謝られているのに責められてる印象を持つことさえあるそうです。

こじれた関係を修復したい方には、非常に参考になる本だと思います。

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