ビジネス書

ザ・ファースト・ペンギンス 新しい価値を生む方法論




はじめの一行

まえがき

これは、「新たな価値の創造に挑む人」のための本である。

今ほど、「新たな価値の創造」が求められている時代はない。
変化の激しい時代には、モノやサービスがコモディティ化するのも早い。そんな中、企業が競争優位性を維持するためには、連鎖的に新たな価値を生み続ける必要がある。
特に破壊的なイノベーションを起こす企業が現れると、それまでの競争優位は吹っ飛んでしまう。そんな今だからこそ、私たちはイノベーションを起こす側にならないといけない。

起業して新規ビジネスをスタートさせたり、企業の中で新たなモノ・サービスを生み出したりするために、最初にしなければならないことは「新たな価値の創造」である。「その価値からどう収益を生むか」を考えるのは、その次である。「新たな価値」がなければ、収益も生まれない。とにもかくにも、「新たな価値の創造」が最初に必要なのだ。

ザ・ファースト・ペンギンス 新しい価値を生む方法論(松波晴人)

はじめに気づきをえる一行があります。
それは、収益より価値が先、という話。
まあ、頭ではわかってることが多いと思うのですが、ビジネスをやってるとついつい収益が先に来る。
で、収益を先に考えると、つまらない現状維持のアイデアしか出ない。
ということで、このまえがきは、一番初めに今までの思い込みを揺さぶる目的があるんじゃないかな、と感じました。

本書の内容

「ジョージ」君の物語

本書は、小説スタイルをとっています。
今は、物語に載せて、難しい考え方を解説する、というスタイルが流行りですね。
本書に限って言えば、ストーリーがあるから内容を理解しやすい、という側面は感じられました。

簡単なご紹介をすると、ある会社に勤めるジョージ君は、会社の新しい価値を生み出す商品開発を命じられた。
そこに集められるのは、メタさんという女性と、アート君という男性。
特に、ジョージとアートはそりが合わない。
そこからのスタートなのですが、紆余曲折しながらあるアイデアをカタチにしていく・・・
そんな物語です。

イノベーションが生まれる背景

さて、イノベーションというのはどのように生まれるのでしょうか。
ある起業家が、偶然に見つけたネタをもとに。
そういうパターンも多いでしょう。
しかし、今回は、ある程度形ができた企業に、あらたな価値創造をするというプロジェクト。
すると、組織などからの反発などの問題もあれば、そもそも既存事業との関わりといった問題も出てくる。
そもそも発想自体が、既存事業から大きく外れることは難しかったりする。
その過程を、どうやって生み出していくかというのが、メタさんの目を通して語られます。

最新知見が満載

明確に説明されてはいませんが、その過程でU理論を始め、さまざまな最新のマネジメントや思考にかかわる知見が出てきます。
そもそも本書のつくりからして、脳科学的に新しい発想を生み出す仕掛けが満載。
ネタバレになるので詳しくは話しませんが、ついてくる帯にも仕掛けがあります。
こうやって読者の脳を刺激することで、リアルなのベーションにつながるよう工夫されているように思います。
けっこうおすすめできる本なので、社内でイノベーションを起こしたい、とお考えの方は一読の価値があるのではないかと思います。

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