お悩み解決〇〇に効く本

社員のやる気を出したいとき、どんな本が参考になるのか?




経営者・リーダーの悩み

経営者の三大悩み

いろんなところで話を聞いていて感じるのは、どの経営者も似たような悩みを持っているということ。
それはだいたい、売り上げ、キャッシュフロー、人の問題に集約されそうです。
そのうち、今回取り上げるのは「人」の問題。

社員のモチベーションを上げたい。
そう考える経営者・リーダー・マネージャーはけっこう多い。
しかし、ぼんやりと「モチベーションを上げる」と言ってもどういう状況を求めているのでしょう?

とにかく活発ならいいのか?
言われなくても仕事をするレベルでいいのか?
常に改善提案をする社員が欲しいのか?
ときおり、「社長のように考える社員が欲しい」なんて言う人もいる。

バッサリ切ってしまうなら、そんな社員なら、あなたの会社には勤めてないんじゃないでしょうか?
きっと起業しています。
独立しないけど、それなりに前向きに自ら動く社員が欲しい。
まあ、ちょっと欲張りなお話に聞こえなくもないですが、はてさて、参考になる本というのはあるのでしょうか。

フロー組織

さて、経営者が抱いている理想をカタチにすると、フロー状態の組織と言えそうです。
常に高いレベルの仕事にチャレンジし、ワクワクしながら活気あふれる状態で新たな課題に挑戦する。
ああ、なんだか理想的そうですね。
ということであれば、そもそもその「フロー状態ってどんなもの?」「組織をフロー状態に導くにはどうすればいい?」といったところを抑えておく必要がありそうです。
ここは、大家であられるチクセントミハイの書籍をあたってみるのがよさそうです。

フロー体験入門―楽しみと創造の心理学

よくフロー状態というのは、スポーツでいう「ゾーンに入る」という状態にたとえられます。
なんだか神がかった感じではありますが、もう少しこなれたところでも見られます。
たとえば、チーム対抗戦を何かしらの作業でやっていたとします。
私のセミナーでもそういう状況を作ることがありますが、この時、やってる人たちは結構真剣です。
しかも、こっちが「ハイ時間です。終了ーーー!」と言ってもなかなかやめてくれません。

嫌なことなら「はい、辞めてください」と言ったら即座にやめますが、夢中になるとやめられない。
こういう状態をフロー状態というようです。
つまり、皆さんも必ず今まで何度も経験しているはずです。

その状態を意図的に作り出すには、まずはこういった心理背景を知っておく必要があるのではないかと思います。

経営の中で活かすには

こういったフロー組織を経営の中に取り込むには、いくつかの工夫が必要です。
適度な背伸びができて、やらされ仕事ではない自主性をはぐくむ。
それをうまく組み込んだのが、本書です。

SCALLING UP(スケーリング・アップ)

詳しくそのロジックは解説されてるわけではありませんが、目標のつくり方なんかには心理学的な知見がずいぶん込められていると思います。

ヤル気に関する知識

モチベーションマネジメント

モチベーションをどんな風にマネジメントしていくか。
その際には、リーダーは実はけっこう人の心理を理解していないとできません。
これを経験的にかぎ取る天才的な人もいますが、そうでない場合はある程度知識で補う必要があります。
そこでお勧めしたいのが本書。

モチベーション3.0

モチベーションの歴史的変化を分かりやすく、興味深いストーリーとともに学ばせてくれます。
時代の変化とともに進化したモチベーションは、バージョン3.0となる。
特に若い人たちにアクセスするためには、かなり参考になる一冊だと思います。

 

さて、もう少し隙間を埋めていくには本書が最適でしょう。
1~2ページ程度でトピックが完結していて、さらさらと読むことが可能です。
ここに紹介された内容はすべて、実験で科学的に検証されたものばかり。
実際にはこういった知識を組み合わせて活用していく必要があります。

図解モチベーション大百科

組み合わせてみる

これらの断片的な情報をどう組み合わせていくか・・・ということですが私の印象をざっくりとまとめてみます。
まず、モチベーションは強制の元では発揮しにくい。
だから自主的である必要があります。
とはいえ、自主的にやらないから困ってるんじゃないか、というのが社長のお悩み(苦笑)

じゃあ、ある程度の方向付けが必要なわけです。
そしてその方向付けは、社員一人一人が「そうだよねー、やりたいよねー」と思えるものである必要があります。
それって何なんだろう?
要は、今やっていることが、世の中をよくすることにつながっている、という実感を常に感じられることが大事です。
つまり、売り上げを数値で考える前に、自分たちは何を世の中に提供し、そのことで誰がどんな風に幸せになるのかを明確にしてやる必要があります。
たとえば、地雷除去のテクノロジーを開発してる会社なら、それがそのまま地雷で苦しむ人を救うことになる。
すると、それを製造するのも、販売するのも、地雷を世の中から減らす役に立っているわけです。

そこがわかると、頑張りやすくなる。
あとはその到達地点に向かう道のりにおいて、ちょっと無理目な目標と、頑張れば達成できる目標をそれぞれ作る。
そこを目指して頑張ろうよ、という感じ。

これが基本構造だと思います。
ということは、まずは会社は世の中にどんな影響を与えたいのか?を明確にし、経営者自らそこにコミットしなくてはならない。
そう、けっこう大変なんです。

しかし、急がば回れ。
それをやり切った先には、素晴らしい組織がある!・・・かもしれません。(あくまで仮説です。)

 

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たとえば、コピーライティングで、女性誌・男性誌などをぱらぱらと見たいとか、
特定の趣味の人の話題を知りたいとか、そういったときにはとても役に立ちます。
私も契約して、どうしても参加しなければならないつまらない会議の時には、
これをiPadでぱらぱら見てます(笑)
メジャーな雑誌はけっこうそろっているので、おすすめです。




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