ピエール・ルメートル

その女アレックス




はじめの一行

何気ない日常

アレックスはその店で過ごす時間が楽しくてたまらなかった。今日も先ほどから一時間も、とっかえひっかえ試してみている。一つ着けて見て、どうかしらと迷い、試着室を出てほかのを選んできて、また着けて見る。その店にはヘアウィッグとヘアピースがいくらでもあり、毎日でもここにきて午後を過ごしたいくらいだった。

その女アレックス(ピエール・ルメートル)

本書のスタートは、主人公アレックスの何気ない日常から始まります。
何の変哲もない、普通の女の子。
そんな印象を抱くことの書き出し。

この書き出しが、何を意味するのかを知るのは、物語を読み進めてからの話になるのですが。

ネタバレがあったらごめんなさい

どんでん返し

この小説、かなりのヒットだったようです。
それを呼び込んだのは、このはじめの一行だったか、と言えばそんなことはないと思います。
きっと、口コミで広がってきたんでしょうね。

口コミで広がる過程で、どんでん返しがある事は伝えても、その内容は伝えない。
だから、口コミを受ける人にとっては、隠された内容が知りたい。
ということで、ついつい買って読んでしまう。
そんな背景があったのかもしれません。

どんでん返しは予想できなければできないほど、あり得ない話であればあるほどインパクトを生むようです。
そのインパクトがどれだけあるかが、こういった小説の一つのだいご味なのかもしれません。

そうすると、結末を予想させない前半が必要となります。
ある意味正反対の日常を描くことで、どんでん返しへのギャップを作り出すのかもしれません。

この本については、これ以上は語りません。
良かったら読んでみてください。


この本のご購入はコチラ




幽霊人命救助隊前のページ

持続可能な資本主義次のページ

ピックアップ記事

  1. 残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する
  2. 成長マインドセット
  3. はじめに
  4. 脳は「ものの見方」で進化する
  5. ある犬のおはなし

関連記事

  1. 小説

    仮面病棟

    はじめの一行プロローグ秒針が時を刻む音が、六畳…

  2. 小説

    幽霊人命救助隊

    はじめの一行ここはどこ?私は誰?断崖絶壁に、高…

  3. 小説

    WILL

    はじめの一行受け入れられない両親の死本書は、主…

  4. 小説

    万能鑑定士Qの事件簿VI

    はじめの1行夢物語東京湾埋立地、芝浦埠頭の倉庫…

  5. 佐藤青南

    オイディプスの檻 犯罪心理分析班

    はじめの一行プロローグ「ただいま」扉を閉め…

  6. 小説

    リアルフェイス

    はじめの一行プロローグ暑い、……そして痛い。軽…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。







  1. ビジネス書

    どん底から1日1億円の売り上げを出す方法
  2. ビジネス書

    脳科学マーケティング100の心理技術
  3. 佐藤青南

    ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻
  4. 八木龍平

    成功している人は、どこの神社に行くのか?
  5. つのだじろう

    恐怖新聞(1)
PAGE TOP