目次
はじめの一行
プロローグ
いきなりですが、この本の結論です。
『1000の売れない原因をつきつめても、売れるとは限らない』
これをちゃんと理解したうえで、あなたは営業ミーティングをしてますか?
どうでしょうか?実は、最強と言われる営業チームほど、これを理解してミーティングをしています。
ですからあなたがもし、これを知らないのなら、あなたの営業ミーティング、あるいは営業会議のやり方は、大きく間違っているかもしれません。
いきなり結論です(笑)
しかし、巧妙ですね。
ネタ晴らしをすると、本書の結論は「なぜ営業ミーティングをやっても売り上げが上がらないか?」ではなく、「売上の上がる営業ミーティングはこうやれ」ということです。
それをその前提となる、「間違えた営業ミーティングをやっている」ということを「結論」として冒頭に持ってくることで、興味関心は掻き立てられます。
ついつい先を読みたくなってきます。
本書の内容
原因をつぶしても・・・
「なぜうまくいかなかったんだろう?」
だいたい反省会というのは、こういう問いから始まるものです。
そして原因を特定し、原因となるタネをつぶす。
まあ一般的な改善サイクルですね。
しかし問題によっては、原因をつぶしてもうまくいかないこともある。
とくに、営業のようにスキルに依存するようなことに関しては、「上手くいかない理由」を無理に探すより、「上手くいく方法」を探る必要がある。
なのに残念ながら、多くの営業会議といえば、数字を詰めるばかり。
あとどれだけやる?
頑張ります!
まあそんな精神論とか、根性論しかない世界です。
個人の瞬発力に依存した営業ミーティングでは、さすがに限界がありそうです。
効率を上げていく
多くの営業ミーティングのテーマは、どちらかというと「打席数」を上げるために開かれるのではないでしょうか。
しかし、打席数には限界があります。
だからほんとうは、「打率」を挙げたほうが効果が出やすい。
しかし誰もそれをやろうとはしません。
いえ、やろうとはするけど、やり方がわからないから、意味のない勉強を繰り返す。
営業を体系的に教えられる人など、社内にはほとんどいないというのが実情ではないでしょうか。
なぜなら、自分でもなぜ売れているかがわからないからです。
そこで、本書はある方法を推奨しています。
それは準備も不要、知識の整理も不要。
社内のトップセールスパースンの営業ノウハウを自然に別の社員が身に着けることができます。
こんなに簡単でいいの?というぐらいのものです。
営業チームを取りまとめる立場にある人にはお勧めの一冊です。
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月々たった380円で雑誌が読み放題。
たとえば、コピーライティングで、女性誌・男性誌などをぱらぱらと見たいとか、
特定の趣味の人の話題を知りたいとか、そういったときにはとても役に立ちます。
私も契約して、どうしても参加しなければならないつまらない会議の時には、
これをiPadでぱらぱら見てます(笑)
メジャーな雑誌はけっこうそろっているので、おすすめです。
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