目次
はじめの1行
はじめに
親との関係で「つらい、苦しい、やりきれない、腹が立つ、憎い」と言ったネガティブな感情に囚われて「親の存在そのものが苦痛だ」と訴える人たちが増えています。
こんな親子問題を抱えて相談に訪れる人たちの中には、すでに、抜き差しならない状況に陥っているケースも少なくありません。
最初から親との関係に悩んで相談する人もいますが、職場の上司や同僚などと上手くいかないという相談が、話を聞いていくうちに、最後にはこの「親子関係が苦痛」に行きつくという人もいます。
読者の悩みを列挙するという、まえがきとしてはルールに則った書き出しだと思います。
たぶんそもそも、この手の悩みを持つ人は、タイトルを目にした時点で、もう本に手が伸びているとは思いますが・・・
本書の内容
人間関係の問題は親子関係から
本書は心理カウンセラーである著者が、実際のカウンセリングの中から得た知見を中心に解説されているものと思います。
その中でも、言動のクセというか、ここに現れる思考のクセ。
これが親から引き継いだものであり、それが生きづらくさせているというメカニズムを紹介しています。
簡単に言うと、親の言動は子供に干渉するものです。
逆に言うと子供の自主性を奪う言動になりがち。
それもそのはずで、幼少期、子どもは自分で物事を判断できません。
それを教育するためには、ある程度強制的な言葉を使わざるを得ない。
それが子供が成長しても続くため、子どもとしては自立心をそがれてしまう。
自律しようとすれば、親が干渉する。
その干渉というのは実は、「支配」でもあり、子どもはその支配から逃れられず悶絶してしまう。
ざっくりいうとこのようなメカニズムが潜んでいる、と考えられそうです。
親の支配から抜け出す3つの方法
本書においては、著者がカウンセリングの中で培った、こういった親の支配から抜け出す3つの方法を紹介しています。
素人的には、ピンとこないものもあるかもしれませんし、やってみないとわからない部分も相当にあります。
ただまあ、それでも信じてやってみると多少なりとも効果はあるのだと思います。
本来は、カウンセリングなどを通じて、誰かの応援を受けた状態で試すほうが良いのでしょうが・・・
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