はじめの1行
まえがき
あなたが精神の眼を開いて、自分の中にある無限の宝庫を見れば、自分のまわりには無限の富があることがわかります。あなたの内部には金鉱があって、必要なものは何でも引き出し、人生をすばらしく、楽しく、豊かに暮らすことができます。
自分の中にこのような無限の知性と無限の愛をそなえた金鉱のあることも知らないから、多くの人は惰眠をむさぼっているのです。
あなたの欲しいものは、なんでも引き出すことができるのです。鉄片に磁気を帯びさせると、その鉄辺は、自分の重量の十二倍もの重さを持ち上げることができます。しかし磁気を抜くと、鳥の羽のような軽いものさえ持ち上げることはできません。
いったいこの本には、「無限」という言葉がどれだけ出てくるんだろう・・・
そう思うほど、まえがきのごく短い文の中に何度も何度も繰り返し出てきます。
それくらい居徴したいことなんだろうなぁと思います。
当然、この後の本文にも、たくさん「無限」が出てきます。
本書の内容
「潜在意識活用」「引き寄せ」の原点
今や、潜在意識を活用しようとか、念ずれば通ずる、引き寄せの法則など、いろんな成功法則があります。
ちょっぴりスピリチュアルなテイストの物が多いですが、その原点はたぶん本書にあるんじゃないかと思います。
シンプルに表現すると、本書に語られているのはこんな内容。
自分が望む状態を、脳内のイメージにありありと表現すれば、思った通りのことが実現する。
そのことを、様々なエピソードを交えて、繰り返し表現しているのが本書であり、マーフィー氏の著書の基本的な構成です。
ですから、解説されている中身は、どの本を読んでもさほど大差はないと思います。
キリスト教的表現
もともとマーフィー氏はキリスト教の牧師さんのようです。
したがって、聖書の引用などもあり、宗教的な表現もたくさんあります。
しかし、後の研究者が、この潜在意識活用ということをいろいろと研究していることを考えると、決してふわふわしたインチキ臭い内容とは言えないようです。
自身の想いを潜在意識に刻み込む。
そのために必要なのが、「イメージ」。
ということで、後に潜在意識=右脳という解釈も現れて、右脳活用的な話もよく聞かれるようになりました。
また、今は普通名詞といえそうな引き寄せの法則もまた、このマーフィー氏の考え方による部分が大きいのではないでしょうか。
後に様々な発展を見る
このマーフィー氏の考え方は、キリスト教になじみのあまりない日本人には少し距離間の話に移るかもしれません。
また、いくらイメージを描いても、なかなか実現しない、という声もあったのでしょう。
そういったことにかんがみ、よりこれを実践し、成果を出しやすい形に編みなおしたノウハウが最近は多く出回っています。
イメージよりも、達成した時の感情を味わうのがいいとか。
なんにせよ、この潜在意識の活用というのは、長く愛され、研究されているジャンル。
私的には非常に気になる分野ではあります。
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