ビジネス書

はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ(MarkeZine BOOKS) 「顧客視点」で考えるビジネスの課題と可能性




はじめの一行

はじめに

「2時間半のワークショップで、1枚のカスタマージャーニーマップを完成させる」。本書は、カスタマージャーニーマップについてまったく知らない、知っているけれど作ったことはない、もしくは作ったことはあるけれど活用の仕方がわからないといったすべての人の参考になるように、そのノウハウをまとめました。
商品を消費者や法人に提供する我々ビジネスパーソンにとって、顧客の動きやニーズを理解し、予測することは難しい時代になっています。

はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ(MarkeZine BOOKS) 「顧客視点」で考えるビジネスの課題と可能性(加藤希尊)

本書の書き出しは、割とシンプル。その目的が素直に書かれている。そんな感じですね。

本書の内容

カスタマージャーニーマップの手引書

本書をひとことで言うと、カスタマージャーニーマップ作成の手引書です。
余計なことは書いていないし、難しいことも書いていません。
ただ粛々と、カスタマージャーニーマップのつくり方を解説しています。
その前提は、チームで作るということ。
つまり、ワークショップ形式をイメージしています。

その際のファシリテーターのための台本、と言ってもいいかもしれません。

内容は、前半がBtoCのビジネス、後半がBtoBのビジネス。
そして、最後の付録的に、ワークショップの際に使えるちょっとしたツールが出ています。
ネットからダウンロードできるようになっているので、すぐにでも始められそうです。

また、ファシリテーターの心得的なことも書かれています。
かなり実践的と言えそうですね。

カスタマージャーニーマップの効用

カスタマージャーニーマップって何ぞや、という人と、いやー知ってて当然という人がいます。
そうでない人のために簡単にご説明すると、これは顧客がどんな経緯で自社の扱う商品の購買を行うか。
これを時系列で追っていきます。
たとえば、何か困りごとを意識する。
その解決に際して、どんなキーワードで検索するかとか、
どんな店を探しに行くかとか、
そんな動きを追っていきます。

すると、自社が実際に行ってる戦略とずれが生じることがあります。
ネット検索に対するSEOはばっちりやってるはずなのに、実は、ネット検索しない層が顧客だったとか、
あとはそもそも、ネットで検索することがあまりない商品だったとか。

そんな気付きを得るために、顧客になり切り、顧客の感情を読み取ることで、彼らが購買まで至る道のりをトレースします。
あとは、その道のりに上手に手を差し伸べる方法を考える。
そんな戦略策定の前提ツールと言えるかもしれません。

ほとんどすごろくみたいなものなので、社員で楽しみながら知識を共有できるのがいいですね。

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