ビジネス書

続 会社の寿命




はじめの一行

はしがき

『日経ビジネス』が特集記事「企業は永遠か」の中で、「会社の寿命三十年説」を提起したのは一年半余り前のことである。明治中頃の産業勃興期以来、百年間の有力企業の変遷を調査、分析したこの特集を元に出版した『会社の寿命』に対し実に多くの反響をいただいた。
エレクトロニクス産業を先頭に、産業構造の「軽・薄・短・小」化の流れは激しさを増している。その一方で、かつては時代の主役であった「重・厚・長・大」産業の変身も始まっている。

続 会社の寿命(日経ビジネス編)

本書は、ルポルタージュっぽいはじまりで、ある意味本書の体裁を良く表しているような気がします。
面白みはないものの、要点をズバリと言い当てているはしがきは、なんとも関心を惹きつけるものです。

本書の内容

「会社の寿命」の続編

本書は、先にご紹介した「会社の寿命」の続編です。
以前の物がどちらかと言えば、明治期などかなり古い話だったものが、今回取り上げられる企業は昭和に入ってからの企業について書かれている感じです。
それだけに、実際の当事者への入念なインタビューがあったり、かなり当時の実像に迫っていると言えそうです。

このシリーズにおいては、本業比率70%以上、平均年齢が30歳以上になると企業は衰退を始める、という前提をあきらかにしています。
そういった観点から、衰退期業、またV字回復を果たした企業、様々な会社の重役に話を聞いています。

実は今も昔も変わらない?

そのインタビューを見ていて、ハッとすることがあります。
それは、そのインタビュー、今の経営者に同じ質問をぶつけても、きっと同じことを話すだろうと思える内容ばかりなのです。
今も昔も、経営の本質は変わっていない、ということなのだと思います。

この時代から、「変わらなければ」という掛け声はあるし、テクノロジーの波はある。
その中身はもちろん違えど、常に同じ課題を企業は持ち続けた、ということなのかもしれません。
100年前も、50年前も、そして今も、常に経営課題は同じだ、ということです。

企業の寿命30年説は、今も随分といろんなところで語られていますが、その元ネタとなっていそうな本書。
今の時代こそ、改めて読んでみる必要がある一冊かもしれません。

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