目次
はじめの一行
まえがき
ウェイン・W・ダイア―博士
私は、この本の内容に深く心を動かされました。そして、神が計画した度重なる偶然の出来事によって、著者であるアニータ・ムアジャーニと個人的に知り合い、ますます感動することになったのです。アニータは、四年以上にわたる癌との闘いで、死に直面しました。つまり、死の瀬戸際まで行き、それを越えて、死の家の中へと入って行ったのです。彼女は、その体験のすべてを詳細にこの本で述べています。自分が抱いている信念、特に来世と呼ばれるものについて、もう一度考え直すくらいの気持ちでじっくりと呼んでみてください。
ウェイン・W・ダイア―博士というと、この世界ではけっこう有名な方。
そんな方がまえがきを書いているので、存在感は満点です。
本書の内容
末期がんが治った!?
本書の中でも最も衝撃的なのが、末期がんで亡くなった主人公。
臨死体験ののちに生き返ったら、数週間でがんが治ってしまった。
本書の大雑把なあらすじはそんな感じです。
もう少し丁寧にお話しするとこんな感じ。
本書の著者であるアニータは、体中をガンに冒され多臓器不全に陥りました。
そして、一旦死亡しています。
しかし、アニータはその時の医師や看護師のやり取り、集まった家族の言葉、そんなことをすべて聞いていたと言います。
その死後の世界を体験した時にあることに気付いたと言います。
そもそも、この体中にできた癌は、あるものの象徴なんだ、ということに。
恐れから生きるか、喜びから生きるか
アニータはこういいます。
自分は恐れから生きていた、と。
たとえば、自分の国の習慣を破ることで批判される恐れ、
添加物などが原因でがんなどの病気になるんじゃないだろうかという恐れ、
社会の中で孤立しないかという恐れ・・・
とにかくいろんな恐れから生きていた、その集大成が子の癌だったんだ、と。
それを臨死体験の中で気づいたそうです。
そしてアニータは決心します。
こうやって、新たな人生を手にしたのだから、これからの人生は喜びから生きよう、と。
自分を振り返ってみて
本書のメッセージはごくごくシンプルで、基本的には先ほどの二つだけなんだと考えています。
著者がガンで臨死体験をし、そこから生還した時ガンは亡くなっていたという事実。
そしてその時に彼女は、自分が如何に「恐れ」から人生を生きているか、ということに気付いたということ。
私自身も振り返ってみると、実は「喜び」から生きているとはいいがたい状況です。
たとえば、貧しい思いをするのがイヤだから働く。
将来、仕事がないと嫌だから勉強する。
周囲に嫌われないよう、周りの意見に合わせる。
まあ、恐れからしか生きていない・・・。
そんなことを気づかせてくれた本書は、私にとってはとてもだ児な一冊でした。
最近また注目を浴びているようです。
私も読んだのはこれで二回目。
メッセージはいたってシンプルですが、毎回感じ入るものがあります。
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特定の趣味の人の話題を知りたいとか、そういったときにはとても役に立ちます。
私も契約して、どうしても参加しなければならないつまらない会議の時には、
これをiPadでぱらぱら見てます(笑)
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