ダリル・アンカ

粉々になった鏡のカケラ 第1篇クリプティック-謎-




はじめの一行

第1章スリーロック・マウンテン

人類と地球外生命体とのオープンコンタクト以降、並行現実の世界が存在することを証明できる技術が地球にもたらされた。人間と宇宙からの存在達の後輩も進むと、生まれてくる子どもも交差する現実を自然に近くできる能力を持って生まれてくるようになった。さらにその能力の開発が進むと、人間とハイブリッドの先祖はその技術を一つのサイエンスにまで発展させた。それは、宇宙の存在達が地球に降りた「ランディング(上陸)」から700年たった現在、『クリプティック(謎)』、『ノクターナル(夜)』、『シェイプシフター(変容)』、『セイジ&レイス(賢者と生霊)』と呼ばれる4つの種類の能力として知られている。

粉々になった鏡のカケラ 第1篇クリプティック-謎-(ダリル・アンカ)

この出だしを読んで、「ふーん、なるほど」と即座に内容を理解できる人っていうのは、きっとけっこうそういう世界の話が好きな人なのでしょう。
ごくごく一般の人には、ここからして難解な印象を受けるんじゃないでしょうか。
とりあえず舞台設定は、地球外生命体と人類がコンタクトを始めてから700年。
つまり、けっこうな未来のお話。
まあそこだけ理解して、私は次に進みましたが・・・笑

本書の内容

バシャールのチャネラー、ダリル・アンカの初の小説

ダリル・アンカという名前でこの小説を手にとる人は圧倒的に多いと思います。
というのも、ダリル・アンカはけっこうな有名人。
あの宇宙存在であるバシャールとチャネリングを行う、チャネラーだからです。
チャネリングという言葉がわからなければ、まあ、ダリルという人にバシャールという宇宙人の意識が乗り移って、ダリルの身体や声を借りて語るという作業をすること、というとわかりやすいでしょうか。
まあ、そういうけっこうスピリチュアル系の話になっていきます。

ということは、です。
ダリル・アンカというひとは、その脳内に、バシャールのみている世界を見ているんじゃないか、と私なんかは思うわけです。
という事は当然、この小説のなかにも生かされているでしょうし、その風景はまさに、バシャールがしる未来の姿じゃないかと思うわけです。
私がこの小説を手にとった最大の理由はそこです。

ここで、理解しにくい方に説明しますと、宇宙には私たちのように物理的に体を持つ生き物もいれば、意識だけで生きている生物もいます。
バシャールは、身体を持たない、意識だけで生きる生命体(だったとおもいます)。
そして体を持たないという事は、身体という入れ物がもつ限界を持たないので、割と時空を瞬時に行き来出来ます。
それは、過去であっても、未来であっても同様で、バシャールは様々な時代を見ています。

これまた信じがたい話かもしれませんが、物理の世界では時間は絶対的に後ろから前へ進むものではない、という解釈はすでになされているのでおかしな話ではありません。
さらに、多次元宇宙とかというのも、ちゃんと偉い先生が研究した結果、「あるかもしれない」という話になっています。
そういうことをバシャール(ダリル・アンカ)はずいぶん前から知っていて、語っている人たち。
だから、どうもこの小説は、見たものを書いたんじゃないか、と思う人は多いと思うのです。

内容はと言えば・・・

で、内容です。
正直私はよくわかりません(苦笑)
なんとなくのストーリーは追ってるつもりですが、なにせ、登場人物が多い。
しかも、この登場人物は、地球人だのハイブリッドだの宇宙人だので、スターウォーズ並みに当たり前のように宇宙人がうろついてます。
だから今一つつかみづらいのです。

だからたぶん、もう一回読みなおすと思うんですが、これから読まれる方は巻頭にある登場人物紹介をある程度見ながら読んだ方が理解しやすいかもしれません。

面白いかどうかと言えば、私的には微妙ですが、世界観は面白いこと請け合い。
ダリル・アンカやバシャールの話が面白いと思った人は、読んでみたほうがいいのではないでしょうか。
続編もちゃんと訳本が出ることを祈りつつ。

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