マンガ

視えるんです。(7)

はじめの一行

久々!スリランカ女ひとり旅☆

今回は久々
スリランカのお話

実はひとりきりで自由に
歩いたことがなかった
スリランカ
この日 離婚をきっかけに
自分の足でこの国を
歩きたいと願い
「女ひとり修行旅」へ
やってきたのだ☆

コロンボという
メイン都市から
列車で三時間

この日はゴールという街に来ました。

視えるんです。(7)(伊藤三巳華)

ということで、マンガなので始めの一行もないだろう、という感じですが、この本は普通に説明から入ってくれているのでわかりやすいですね。
けど、さらっと出てきた「離婚をきっかけに」というところを見てお思わず、え!?と思ってしまいました。確かスリランカ人のご主人だったと思うのですが、いつの間にか分かれてらしたんだ、といきなりはじめの一ページで気持ちはわしづかみにされました。ちなみに、本書ではその話は出てきません。

本書の内容

ホラーイベント

冒頭のスリランカの旅に関するお話ははじめの一話のみ。またもやまがまがしい空気に誘われていろんな体験をされるのですが、この手のお話はどちらかというとスピ☆散歩というシリーズ向きのお話かもしれません。
本書の中でけっこう大きなウェイトを占めるのが、三巳華さんが発起人となったホラーイベントでの一幕。その中で登壇されたある方が持ち込んだ人形。こいつが、かなり禍々しい何かを封じ込められてるらしい。もちろんその人形を作ったある方は、そんな意図はまったくないのに、なぜかとんでもないものが入っている、というのです。打ち上げの懇親会の時においておくと勝手に動きだしたり・・・と。まあかなり背すじの寒い話なんですが、その人形をどう扱うのか。そこはホラーイベントに集まる登壇者。みんなで相談して、その人形の扱いを考えるのですが、その顛末はどうなるのか。

そんな共同作業の中で、三巳華さんは、かつては自分がオカルトファンだったことを隠そうと必死だったけど、今の若者はあけっぴろげだなー、なんか自分も隠れなくてもいいんだ、的なリラックスムード。この恐怖と弛緩のバランスがなんとも不思議な世界観ですが、面白かったです。

なんだか原点回帰っぽい、ホラーコミックエッセイ的な感じで、わりと気楽に楽しめました。恐怖度はアップしてるので、家族の評価は「重かった」ということでしたが、お好きな方はぜひ。

いやーーー、読書って素晴らしいですね。

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