目次
はじめの一行
はじめに ギャッチ郁子の話
私は今までに多くの賢者、宗教家、スピリチュアル系に接してきました。
それはなぜかというと、「生きるという事は何なんだろう? 本当にこれでいいのか? 私はどうすればいいのか?」そういう疑問があったからです。私は真実を見つけたかった。この世で本当は何なのかを。私は見つけたかった。
そもそもギャッチ郁子さんって誰?というのが私がこの本を手に取った時の印象でした。
多分こういったスピ界で有名な人って、知ってる人は知ってるけど知らない人は全然知らないというパターンがけっこうありますが、本を出されるくらいですからきっとある筋では有名なのでしょう。
そんなギャッチ郁子さんの素直な問いがあり、素直な探求の様子が本書の内容であるかと思う感じの書き出しに感じられます。
本書の内容
スピリチュアルエッセイ風
実はこの本をたまたま書店で見つけて、買ってみようと思ったきっかけは目次にあります。
その目次はこんな感じ。
はじめに ギャッチ郁子の話
無償の愛の話
こだわりの話
恐怖と心配の話
お金の話
小さくて大きな私たちの話
思い込みの話
あるがままにの話
悲しみの話
母と第二次世界大戦の話
セントラルパークの鴨人間の役割の話
魂の話
怒りの話
ちょっと一息プライドの話
忍耐と我慢の話
夫婦の話
振動波の話
直観の話
変わっちゃう人の話
謙虚の話
結果の話
違いが良い話
勇気の話
実践の話
私の描く宇宙
アートと私◎無償の愛
◎平和の尊さ
◎真の家族
◎調和の振動波
◎おおらか
◎宇宙のオーケストラ
◎時空網
◎無償の愛2実践Q&A
まとめ 動じない自分の話
おわりに
ギャッチ郁子さんとの出会い 足立育朗
なぜこの本を出版するのか 今井博樹
活字も大きめで、それぞれのお話が数ページで完結しますので、読みやすいです。
いろんなジャンルのことを、色んな角度から見られた様子が、まるで語り掛けるかのような文体で織りなされています。
一つ一つの話が、「すげー!」という感じではないのですが、じわっと心にしみてくるというか、問いかけを受けてるような感じがするとか、わりと対面で話を聞いているかのような距離感を感じます。
それぞれに、うんうん、そうだよね、とおもったり、ん?そうなの?とおもったり、ああ、そう言う事だったんだと感じたり。
堅苦しくない感じでスッと心に入ってくる話ばかり。
あとは、その話が問いかけのように感じられて、自分はどうだろう?なんて考えるきっかけになったり。
けど、ほんわかしてるだけかと思いきや、最後はびしっと締めてくれます。
とにもかくにも、実践が大事だ、と。
その実践というのは難しいことでなくていいのだけど、出来るだけ徹底的に。
たとえば、「イラっとする気持ちを捨てる」と決めたなら、24時間それを意識し続ける。
うまくできなかったときは、うまくできなかったでいいので、けどちゃんとそれらを意識しておくという事が大事なんだろうと思います。
ちょっとした隙間時間で本を読む方にはいい感じの分量で、中身も結構ぎっしり詰まった一冊です。
いやーーー、読書って素晴らしいですね。
この記事へのコメントはありません。