自己啓発

自分を変える方法──いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学

はじめの一行

INTRODUCTION 「正しい戦略」で勝率を上げる

1994年初めのこと、アンドレ・アガシのテニスのキャリアは危険なまでに軌道をそれ始めていた。
アガシはもっとも偉大なプレイヤーとして歴史に名を残すだろうと、幼いころから言われ続けていた。1986年に16歳でプロに転向すると、天性の才能を評価され、ポイントをコントロールする並外れた能力や、届きそうにないボールを打ち返す才能を絶賛された。

自分を変える方法──いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学(ケイティ・ミルクマン)

本書は実は、このイントロダクションの前に、アンジェラ・ダックワースによる序文があります。
どちらを取り上げるか悩みましたが、基本的には、著者の一文をと思い、この出だしを転記してみました。
アンドレ・アガシのことは知っている人が多いと思いますが、私は彼の活躍がどのようなものだったのかはよく知りません。
そういう意味で、この逸話は個人的にはあまり響かなかったのですが、アガシ選手を知る人にとっては、強い印象を残すものなのでしょうか。

本書の内容

7つの戦略

本書は人が行動変容を起こすための7つの戦略をあきらかにする内容になっています。
その方法は、科学的なエビデンスに基づいたもので、ある程度再現性があるもの、と考えられる内容。
一つ一つは実は意外とシンプルなんですが、これらを組み合わせることで、強固に「今までの自分」を固持しようとする無意識と闘う方法を提示しています。

まず一つ目が、「フレッシュスタート」について。

最もわかりやすい例として、赤ん坊の寝かせ方についての話が出てきます。
赤ん坊を仰向けに寝かせることで突然死を大きく防げるという研究結果が公になった時、その情報は一気に拡散され、定着していきました。
それがなぜかと考えたときに、「赤ん坊を世話する」という新しい経験の中でのことだから、と言います。
今まで別の習慣があったことを、入れ替えて行動するというのはなかなか難しい。
しかし、子どもを持っていなかった世帯が、赤ん坊を産んだという新しい経験をする際には、いろんなことを柔軟に受け入れやすいと言います。

そこから、過去と決別するタイミングや機会をつくることで、新たな習慣が身につきやすいと言います。
たとえば、進学した時や、環境が変わった時。
もっと卑近なものでは、一年の始まりのときなど。

ちょうどこのタイミングで、親しい友人が新たな習慣をスタートさせましたが、しっかりとその習慣は定着して言っているようです。

他のものについては詳細は省きますが、最後に勧められているのが、同町力を利用する。
ある意味自分の置かれた環境を変えるという風に言えるかもしれません。
この効果は絶大で、私もおすすめするものの一つ。

そんな事で、ひとつひとつはあまりピンとこないものもあるかもしれませんが、トータルで検討するとかなり強力な内容です。

いやーーー、読書って素晴らしいですね。

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