目次
はじめの一行
本書を読んで得られるもの
この本の始まりは、本を読むことで何を得られるかを冒頭で伝えています。
●心から望むものを手に入れる強力な方法
本書を手に取ったあなたは、これまで考えたこともなかった道、知りもしなかった未知への第一歩を踏み出すことになる。
半分ほど読み進めたころには、あなたは自分がなぜ、人生という旅の中で今の場所に立つ事になったのか、今の自分が手にしているものを、なぜ手にすることになったのかを、理解できるようになっているだろう。
そして、これからの人生でどこへでも行きたいところへ行けるようになるには、どうしたらいいのかを知ることができるだろう。
本書では、あなたが人生で心から望むことは何なのかをはっきりさせて、それを手に入れるための方法をお伝えする。
この本を読めば、自分が最も望んでいる事は何なのか、どうすれば自分の本当の人生を取り戻し、障害を乗り越え、周囲の人たち(とくに友人や家族)の言いなりにならずに済むのかがわかるようになる。
「はじめに」では、こういった得られるものから始まり、ちょっとしたTIPSが紹介されています。
それは脳は同じ考え方に、六回接すると新しい考え方を受け入れるそうです。
一回ではだめ、という事ですね。
この「六回」というのがやけに具体的で、なんだか心惹かれるものがあります。
ちょっとワクワクしてきました(笑)
あ、そうそう、最終章を見てびっくりしたのですが、本書の著者はかつて大ヒットした、
話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く
の著者でした。
本書の内容
「潜在意識」を「RAS」に読み替えると・・・
本書の中で中心的に取り上げられているもの。
それが「RAS」と呼ばれるものです。
網様体賦活系というそうです。
RAS(Reticular Activating System)と呼ばれるものは、哺乳類に脳幹にあるそうです。
これは人が生きていくための、呼吸や心臓の動きをつかさどるもの。
これは脳の活動を支配するコントロールセンターであり、コイツをプログラムすれば、夢は自動的にかなう。
著者はそう主張しています。
昔はやった、潜在意識を活用しよう!というはなしの、潜在意識をRASに読み替えると、本書の中身はまんま同じ話になりそうな内容です。
ただ、潜在意識という言葉よりも、脳の機関であるRASという言葉が主語になると、なんだか科学的な気がしてきます(笑)
RASをプログラミングしよう
本書で繰り返し言われているのは、RASに目標を設定すれば夢は自動的にかなう。
そして、手段は考えない方がいい、ということ。
なぜなら、手段を考える事で夢が制限されてしまうから。
すべてをRASに任せれば、もっともいい形で手段を提示してくれるという事。
こんなくだりもまた、昔の潜在意識本と近い感じはあります。
そういった本を読みまくった人たちにとっては、今一つ目新しさを感じないかもしれませんが、目標設定の方法、著者の経験談などは読んでいるとちょっとワクワクしてきます。
信じるも信じないもあなた次第・・・ですが、もう一度試してみたくなりますね。
これを使いこなせば、人生自由自在!
そうありたいものです。
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