はじめの一行
「婚活」は結「婚」式「活」動を略した「婚活」!?
苫米地英人さんは、いつも面白い視点を提供してくれます。
この本が初めての苫米地体験だとすると、ちょっと結婚(式)を夢見る女性にとっては刺激が強すぎるかもしれませんが・・・
ところで、本書はKindle専用です。
電子書籍出版。
とくに、KindleUnlimitedで提供されているものです。
はじめに、は素気のない「婚活」の解説のみ。
もしかしたらそこで人を引き込むつもりはなくて、この第1章からが本番なのかな、と思い第1章を引用してみました。
会員なら無料で読めるというKindleUnlimitedの本ですから、もしかしたらつくり方を変えてるのかもしれないし、
いやいや苫米地さんは電子書籍乱発してるからテキトーなだけかもしれません。
本意はわかりませんが、そんな構成でした。
第1章婚活で幸せになれるはずがない
20代女性の「婚活」は、結婚式を夢見ている
結婚式。それは多くの女性、婚活している人たちの中でも比較的若い女性にとって、あこがれの一大イベントです。真っ白なウエディングドレスを着て、控室で涙を浮かべながら両親に感謝の挨拶。結婚式。指輪の交換。賞賛を一身に浴びながらブーケを投げて、式に参列してくれた友人たちと記念撮影。披露宴。そして式が終わった後は二次会へ。宴は夜まで続く・・・その間、あなたはずっと主役であり続けるのです。
たくさんのイメージが浮かぶことでしょう。それでは、あなたは結婚後の生活についてはどのように考えているでしょうか。果たして結婚式よりも、たくさんのイメージを浮かべることができるでしょうか。おそらく、結婚式そのもののイメージの方がほとんどではないかと思われます。
婚活は婚活でも、実際にあなたがやっているのは、「結婚活動」ではなく、結「婚」式「活」動を略した「婚活」です。女性たちはモノ頃個付いたときから主にメディアによって「結婚式はすばらしい」と夢を持つように仕向けられてきました。
本書の内容
婚活は誰かが仕掛けたマーケティング
本書の前半は、まさにマーケティング戦略にのせられて婚活してませんか?ってはなし。
そもそも、相手の男性の条件だって、雑誌やなんかのメディアに毒された条件出してませんか?
これって洗脳ですよ、という苫米地さんの基本的な構造を踏襲した本です。
そこに対する解決法も、抽象度を上げる、スコトーマにきをつけろ、などなどいつものお話が後半戦にあります。
良くも悪くもパターン化された書籍で、入り口がこの本はたまたま婚活だった、と。
ただ、婚活に関する著者の考え方はなかなか興味深いものがあるので、そちらを見るだけでも価値があるかもしれません。
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