はじめの一行
やはりこだわりのまえがき・・・?
本書の書き出しはこんなふうに始まります。
「成功する人」と「成功しない人」ーーーーーーー
この決定的な違い、またはそれを隔てているものは何か?
能力や才能と答える人は多いだろう。しかし、私が多くのクライアントと接した中で、能力や才能が絶対的な差とは言えない。
そのほかでは、たとえば、ひらめきによって成功した人もいるし、寝る時間を削ってまで汗水をたらし、努力して成功を収めた人もいる。
ただ、才能、ひらめき、努力、経営戦略、交友関係……、それらをもってしても成功しない場合もあるし、たとえ、成功したとしても、それは一瞬の成功であり、継続的な成功に結びつくことは難しい。
では、成功者とそうでない者との違いは何か?
一つの答えは、「運」。成功している人は運を活かすのがうまいことは否定しない。
ただ、私は運というあやふやなものを、あやふやなままで成功哲学として取り扱いたくない。そこで経営コンサルタントの私とアストロロジャーの來夢先生という、異なる分野から、成功者とそうでない人との違いに迫ってみた。
当然、前書きは神田昌典さん。
この前書き、かなり原型とは離れていますが、あの有名なセールスレターのフレームじゃないかな、と思います。
ウォールストリートジャーナルの古いセールスレターです。
ざっくりしたあらすじは、実力が同じ2人のビジネスマンがいる。
彼らが同窓会か何かで再開したとき、片方は大成功を納め、一方は普通のサラリーマン。
その二人の違いは、ウォールストリートジャーナルを読んでいたかいなかったかである・・・
的なストーリーでした。
実は私もあるシーンで、ほぼそのセールスレターをコピーしました。
登場人物の状況と、ウォールストリートジャーナルの部分を告知したいセミナーに変えて。
じゃあ、やっぱり結構な反応がありましたから、もはや鉄板のパターンなのかもしれませんね。
本書の内容
運を味方につける?
春夏秋冬理論。
なにかというと、人には一定のサイクルがある、という前提に立っています。
簡単に言うと、
春:種まき芽吹く季節
夏:成長
秋:収穫
冬:耕す
という流れ。
人の人生の中では、3年単位で季節が移り替わり、12年でひと回り。
この流れ、うまく使いませんか?
という提案です。
実際に、自分の過去を振り返ってみると、ある周期で大躍進があるとか、ある周期でキツイ事が起こるとかあるのではないでしょうか。
自分の年表をざっと作ってみるとそれがわかるかもしれません。
日本人は古くから、たとえば厄年とかいうことで、そういう周期を感じ取っていたのかもしれません。
で、アストロロジャーの來夢さんのもつ非常に深い知識を、神田昌典さんが一般の方にも活用しやすい形にまとめたのが春夏秋冬理論。
たとえば、種まきの季節には、これからのビジネスの種をまこうとか、夏にはそれを育てる勢いがある。
秋には受け取り、冬には次の春に備えて土壌を耕す。
かなり簡略化されていますが、本格的に学ぶと、もっと深い知見があるようです。
当然本書で紹介されているのは、その中でもざっくりした流れにはなりますが、ざっくり意識する分には十分かもしれません。
自分の経験で検証してみると・・・
さて、これってほんとうかな、と自分の過去を振り返ってみました。
正直なところ、3年単位の季節の移り変わりというところとは必ずしも一致しない感じはあったのですが、なんとなく出来事に周期があるのは感じ取ることができました。
この季節の判定というのは、生年月日から行います。
それは無料でできますので、気になる方はコチラから。
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見て頂くとわかると思いますが、生まれた季節は必ずしもリアルな季節とはずれがあります。
たとえば、12月生まれなのに「あなたは春生まれです」ということもあり得るわけです。
私の場合、11月生まれですが、冬生まれです。
そうすると、冬に相当する時期にやけに活発だったり、ということがあります。
この四季の移り変わりは、一年の中でも起こっていて、たとえば私の場合やけに11月から12月にかけては割と忙しくなります。
まあ12月は普通でも忙しい会社が多いのですが、それとはまた別次元の仕事が舞い込んだりするのがこの時期であることがわかります。
しっかり活用できるならそれが一番だと思いますが、まずはどうやら自分にはこんな周期があるらしいぞ、というのに気づくことだけでも相当な学びになると思います。
私自身はこのジャンルはさほど深く探求はしてませんが、ハマるとめちゃくちゃ面白い世界のようです。
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