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小説
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小説家になって億を稼ごう
はじめの一行はじめに―――小説家が儲からないというのは嘘ユーチューバーを目指す小学生も減少傾向にあります。動画配信すら打ち出の小槌ではないと判明しつつあ…
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妖の華
はじめの一行第一章その昔、大川と呼ばれた川。駒形橋から見下ろす隅田川。紅鈴は今、その星もない夜空を映す黒い水面を眺めている。左端は浅草の街の明か…
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陰陽夜話
はじめの一行清明は武力を使わず人を救う夢枕 僕は荒俣さんがまだ団精二と名乗っていたころからお書きになっていたものを愛読していました。じつはかなり以前から…
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ブランコのむこうで
はじめの一行1 ある日のことその日は朝おきた時から、なにかが起こりそうな感じがしていた。どんな風な感じかと聞かれても、ぼく困ってしまうんだな。でも、こん…
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ムゲンのi(下)
はじめの一行1親指を動かすたびに流れていくスマートフォンの画面を凝視しつつ、私はスプーンで掬ったカレーライスを口に運ぶ。「何を見てい…
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ムゲンのi(上)
はじめの一行プロローグやけに重い瞼を持ち上げると、天井が見えた。白い、吸い込まれてしまいそうなほどに真っ白な天井。「ここは...…
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破裂〈下〉
はじめの一行下巻本作は、以前ご紹介した本の下巻ということですので、はじめの一行の引用はやめておきます。本作のはじめの一行をお読みにな…
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破裂〈上〉
はじめの一行1痛恨の症例八階の事務所から見える阪神高速が、摂氏三十五度の熱気で歪んでいる。大阪の夏ほど不快な暑さは、ほかにはないので…
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レインツリーの国
はじめの一行1.直接会うのが駄目やったら、せめて電話だけでもどうかな。『……私にとっては忘れられない本です。滑り出しはハチャメチャな…
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死亡フラグが立ちました! ~カレーde人類滅亡!? 殺人事件
はじめの一行【陣内トオル】冗談みたいな話だが、本宮さんはぼくたち人類を滅亡から救ったことがある。一九九九年七月に人類が滅亡するというノス…